五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ドミニカ戦

はいっ。ヴァリボドミニカ戦勝ちました。何かここでやっと、一山越えた感じがしますね。油断はもちろん出来ませんけど。


それでも、1セットはとられた。実力伯仲の最終予選、横綱相撲を期待するのは無理だけど、でも必ず1試合に1回、何か気が抜けたようになって、何をやってもミスばかりの時間がある。これはぜひなんとかしたいですなあ。


・・・また確認のため、現在の世界ヴァリボ情勢などを、書いておきます。専門の女子オンリーですが(^^:


昔から4強といわれた、ロシア、中国、キューバ、ブラジルは、既に五輪出場権は獲得しています。この4カ国に加えて近年は、イタリア、アメリカが強くなって来た。このトップ6カ国は、恐ろしく強いです! とてもその牙城は崩せない。正直、日本は五輪に出場しても、この6カ国に次ぐ位置、7~9位ぐらいが、妥当な位置でしょう。マスコミは「ぜひメダルを!」とあおりたてますが、世界はもう進んでしまったのです。


それどころかこれからのヴァリボ界を考えると、かなり悲観的にならざるを得ません。身長などの特殊な資質が要求されるヴァリボ競技そのものが、いつまで持つのか。少子化で子供の数そのものが少なくなっています。くわえてやっぱり、ヴァリボはイメージ的にダサイです。その上指導は厳しいです。同じ高身長は条件のバスケの方が、絶対にかっこよく映りますもの。


そう考えると、応援そのものが、空しくなってしまいます。


五輪でのメダルってのは、本当に到達点。みんなそこをめざして、厳しい練習をしています。でも、メダルを取ることがすべてなのか??スポーツの感動は、結果より過程、頑張る姿ではなかったのでしょうか。私は、かつてのロシアチームのように、実力は恐ろしく強いけど、皆鉄面皮で実は選手同士は仲が悪く、チーム内は寒々している。そんな状態にもし日本がなって、それでメダルが取れたとしても、喜べません。


だから、極論すれば、負けてもいい。一生懸命な、ひたむきなプレイが見られれば、それでいいです。今回の全日本は、ちょっと線が細くて頼りないけど、ひたむきさは、100%見えてますよ!!!