五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

Perfume武道館


・・・うわ~なんでこれに感動するんだろう?(TT)


国営衛星で「Perfume」の武道館公演の中継をやってました。これが、もう、素晴らしかった!!きっちりつくられた振り=パフォーマンスが、完璧!!それを、汗かいて一生懸命歌い踊る3人。観ていてなんか涙が出ましたよおぢさんは。爆。


まず、武道館が3階奥までびっしり埋まってるのが、正直「嘘だろう?」と、思ってしまった(失礼)だってバンドでもシンガーソングライターでもない、時代遅れとも言える「アイドル」。しかもテクノ。ライブと言っても生演奏は全くなし。ヴォーカルだって、どこまでが本当に歌ってどこまでが口パク・当てぶりか解らない。そんなコンサートですよ! 一種詐欺みたいなもんですよ(爆)誉めている振り付けも、実はそれほど画期的にではない。古典的なアイドルポーズ満載だし、テクノのロボットダンスなんて今やダサダサだ。


でもでも、音が出て彼女たちが歌い踊り始めると、すごいとしか言いようがない。なんか、下からずーんと、感動がこみ上げて来る。


何故だーーーーーっ!!


曲の合間に振り付け・練習風景が映ったのですが、広島時代からいっしょにやってきた振り付けの先生と4人で、意見を出し合って振りを「作っていく」。かなり能動的なわけです。ガチガチに決め事・計算事なんだけど、自ら関わって心から能動的にやっている。決してやらされていない。どうやらこのへんに、あのパフォーマンスの感動の理由がありそうです。


「彼女たちのステップは、ブロードウェイのダンス・ミュージカルに匹敵する」とまで言ったら、言い過ぎでしょうが、「決めごとの美」の、かなり深い所まで迫っている。そんな気がしますね。


とにかく「perfume」はいい!!