五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

小田和正の「クリスマスの約束」

小田和正の「クリスマスの約束2006」ライブ中継

http://www.tbs.co.jp/program/chrismasnoyakusoku_2006.html

深夜スケート男子を観ようとしたらやっていたテレビ。見入ってしまった。レミオロメンの「粉雪」とか、尾崎豊の「I Love You」とかを、小田が自分で歌ってしまうという、ライブ中継だ。それが、歌のうまさ声の良さで、引き込まれてしまう。

やがてゲストに、今年デビューしたばかりの「いきものがかり」、おなじみの「松たか子」、「今の君はぴかぴかに光って」の斉藤哲夫、それと「スキマスイッチ」と、豪華に共演が続いていく。

スキマスイッチとは共作もした。その時のやり取りも面白い。

●小田:「ここんところ、女々しくないか?」

スキマスイッチ:「女々しいって、小田さんそんなの、今まで散々歌ってきたじゃないですか。俺等それ聞いて育ってるんですから、裏切らないで下さいよ~~」

●小田:「・・・(返す言葉がない)」

陽水や拓郎、財津和夫あたりと同じ、つっぱって生きてきたフォーク世代。その彼が還暦近くになって、こういう若い世代と楽しそうに音楽をやっている。昨日のユーミンといい、なんかほのぼのとしてくる。歌の復権というか、スキマやコブクロとかもフォークっぽいし。その意味で、小田とも共演が出来るのだろう。

それにしても、素晴らしい声と素晴らしい表現だ。いや、小田の歌世界は相変わらず女々しい。でもそこに、筋が通ったというか、信念を持って女々しい曲をやってる強さ、みたいなモノを感じた。