五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

絵柄が古い

・・・・ナリワイが忙しくなってきました。某大電力会社のイントラネット向けの、フラッシュムービー製作です。内容は、まあたとえば「タービンの仕組み」を、アニメ仕込み、時には登場人物・物語もかませて、分かりやすく説明していく、というもの。主に新人教育・研修に使うようです。

といっても自分はフラッシュには直接触らず、脚本から絵コンテを起こして、イラストレーターで原画を描くまでの仕事です。え? フラッシュで直接描いた方が効率がいいだろって? まあそうなんですけど、得手不得手勉強不足もあり、いろいろ客先や他者とのからみあり、なんですよ。苦笑。

でも場面のイメージング・絵起こしは、全部自分がやらなきゃならない。キャラクターから画面の配色やらデザイン面も自分。で、どんなに抑制しても「テリーの絵柄」がにじみ出てくる。

でもって「絵柄が古い」とか、客につっこまれたりするんだな(^^;;

まそりゃ、40男がやってる仕事なわけですから、「今の」感覚にはどうしてもならない。感性が錆び付いていると言われれば、引き下がるほかないかもしれない。

でもね、新しい絵=アニメ絵=どれも似た傾向の絵柄、に、思えてならないんですよね。

ゲーム・パチンコ・紙広告まで、漫画風味のキャラを使う所はもはやほぼ「アニメ絵・萌え絵」。それ以外は「古い」といわれる勢いです。ですから、役所や企業のおカタイ文書や告知に使うイラストだからと言っても、いつまでも「藤子不二雄系3等身キャラ」ではしょうがねえだろう、という理屈はわかります。

でもね~、納税のパンフレットに「めがねっ娘」の挿し絵では、どうしても合わないと感じてしまう。そぐわないと思うんですよね。

広告や企業向けに違和感無く使えて、いわゆる万人受けする絵で、しかも新しい感覚を持った絵。これを開発するのは、実はものすご~~~~~く、難しいことかも知れない。結構、途方に暮れることかもしれません・