五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

2020年東京五輪開催が決定


2020年東京五輪開催が決定。予想外だ。まったく当選するとは思っていなかったので、狐につままれた感じだ。


ヴァリボファンとしては、開催は大いに喜ばなければならない。今年全日本女子は思い切った若返りを図った。その選手達が円熟期を迎える頃、自国開催となるとは、なんと素晴らしい事か。他の競技でも、若手・学生選手達には、とてつもないモチベーションとなり得るだろう。


反面、原発事故の被災当事者としては、それはそれは複雑な気持ちだ。帰還のめどはまったく立たず、新天地等は幻だ。もう無理ですから廃村廃町にしますとも政府は言えまい。そんな中でのお祭り敢行予定など対岸の事。そんな金があるならと怒りたくもなろう。東京は福島とは離れているので大丈夫、とは、ボロッと出た本音だろう。中央のオカミは田舎等どうでも良いのだ実際。


しかしだ。原発事故や津波被害を抱えて、五輪をやってる場合じゃないので、開催ボイコットしろ辞退しろとは、私は思わない。ベタだが、やっぱりオリンピックは「希望」だから。平和と人生を謳歌する、人類最大の祝祭だから。生き甲斐・生きる寄る辺となるから。神が我が地においで下さったと、同じように神聖だと思うから。


だから被災地も、お江戸の遠い貴族社会での出来事と言わずに(私も現在でもそう思う面は払拭出来ないけど)オリンピックを開催する以上は、協力しようではないか。喜ぼうではないかと思う。