五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

救急医師が語る「死後の世界」


■東大病院・救急医師が語る「死後の世界」

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35120 から5P。


講談社の「ビジネス雑誌」が、こういう記事を載せるとは、時代も変わったのか。


内容はまあ、読みたい人は読んで下さい。


私は仏教とユングをかじってる身ですので、霊魂も死後の世界も信じます。観た事も臨死体験も無いですけど、何か人間の精神全体を統轄するような「意思」……ではないな。「存在」「もの」は、なんとなくあるんじゃないかと、どうしても思ってしまう。


しかしそういう「魂」とか「あの世」とか、全く信じない生き方も、大いに尊重します。フロイトは神に一切頼らず決然と死んで行ったと聞きます。人間の自己の存在の一切を、物理の偶然ととらえ、何かの間違いで一度きり与えられた人生を、有意義に生きて死んで行こうとする態度なら、立派だと思いますから。


「魂」とか「あの世」を信じる生き方だと、最期の最期あきらめて無気力になる、欺瞞になる、逃げる危険は多いに有ります。確かに弱虫かもしれません。カルト教団にだまされ我を忘れ果て、狂気に走った例を、私たちは知っています。


「魂」とか「あの世」を信じるか信じないか。これは、感性と直感による、人それぞれの選択の問題かもしれませんね。