五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

[]ブラジル音楽を聴いていると


ブラジル音楽を聴いていると、歌詞対訳を読んでいると、宗教と歴史の言葉が容赦なく出て来て面くらう。神様の名前とか、偉人の名前とか、リオのサンバチーム(エスコーラ)のこととか。翻訳者も注釈しようにもスペースが無いので深く出来ないようだ。で、結局良くわからないままになる。


サンバの歴史とか、民族宗教カンドンブレのこととか、ざっと辞書的概要はわかっても、もう少し深く包括的に解る書物が無いのか。密林調べてもろくなのがない。ルポ的なんじゃなく、ユングあたりを踏まえた宗教学者がしっかり書けない物か。


日本でも良く「バチが当たった」とか言うが、そう言う宗教的な言い回し、考えがブラジルでは、日常より多く生きていると聞く。迷信、野蛮と言ってはいけない。震災以降特に西欧的価値観崩壊の今、サンバの歌詞に、生きるヒントが隠されているかもしれないぞ、と思う。なんとなくだけど。