五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

千円で買える名盤


スピーカーを新しくして、先月は特に、クラシック音楽モードになっていた。そんな中で見つけた「千円で買える名盤」を2枚ほど紹介します。



イッセルシュテットという指揮者は日本では全然知られていないが、本国ではなかなかの指揮者だったらしい。そして言わずと知れたウイーン・フィルの演奏が素晴らしい。ベートーベンの第7は「リズム指向」の曲で、重厚な中にも歯切れ良い部分が無ければならず、難しい。そのリズムの点でこの演奏は優れていると思う。カラヤンベームフルトヴェングラーフリッチャイと聴いた中で、この演奏が一番好きだ。さらに第8が、これまた名演である。やや「チャーミングで変な曲」であるこの不偶作を、本当に面白く聴かせてくれる。



日本人ピアニストによるモーツァルトの、これはもう定盤だそうだ。英国の小編成オケとの組み合わせは、映画「アマデウス」でも使われた、ブレンデル(P)マリナー指揮/アカデミー室内管弦が有名だ。あれはキビキビしてややドライな演奏だと思う。ここでの内田(P)テイト指揮/イギリス室内管弦も、基本は同じくキビキビ系だと思う。しかし内田さんのピアノは、ブレンデルよりはしっとりとした印象を受けた。乾きすぎず情緒に溺れすぎず、絶妙な演奏だと思う。両曲とも第2楽章の美しさで有名です。