五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

クラシック音楽聴きたいモード


クラシック音楽聴きたいモードに突入している。何年かに1回突然来る。オーケストラ物のCDが主だけど、朝からバッハのブランデンブルグ協奏曲とか、モーツアルトのピアノ協奏曲とか聞いている。


クラシック音楽がなぜ好きか。には、どうもコンプレックスの裏返しが働いているように思う。小学校の同級生の父親が学校の先生で、家に行くと「世界名曲全集」全20巻のレコードが、ステレオの下にどーーんと鎮座していたのだ。それが圧倒的にいぶし銀の輝き、羨ましかった。翻って我が家には、青江三奈とかぴんから兄弟とか(笑)いやおミズ店やってたから枚数は結構あったのだけど、とにかくムード歌謡と艶歌。親のことを悪くは言いたくないが、教養高い家庭に生まれたかったよ。


あとヴァイオリンとかピアノが出来る人への尊敬憧憬だね。自分も何でもいいからオーケストラプレイヤーになりたかった。


前にも書いたが、私のクラシック音楽の趣味はかなり偏っている。バッハ、モーツァルト、ベートーベン、シューベルトはあるが、その後のロマン派がすっぽり無い。シューマンショパン、リスト、オペラのワーグナー、大交響曲ブルックナーマーラー。これらはどうしても長すぎて飽きてしまう。あ、ショパンアルゲリッチのが1枚あるか。


チャイコフスキーブラームスはあるな。ブラームスはとても好き。これは新古典派といって、構成がかちっとまとまっているから聞ける。


でこれが、ドビュッシーラヴェル以降のフランス印象派だと、またCDが増えるんだ。ショパンなんか手薄なくせに、ドビュッシー前奏曲集は3種類もっていたり。ラヴェルバレエ音楽「ダフニスとクロエ」なんかは、長い全曲盤をこれまた3種類とか。あとCDは持ってないけど、ジャック・イベールとかダリウス・ミヨーとかも聴いた。あとオネゲルなんてのもある。


クラシックのコンサートは高いけど、CDは今、昔の名演奏が千円の廉価版で結構出ている。それなんかもう本当にお得な買い物だと思う。子孫に伝えるためにも、皆さんもちょっと集めてみてはいかがだろうか。クラシックのCD。