五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

フィギュアスケート世界選手権・女子ショートプログラム


フィギュアスケート世界選手権・女子ショートプログラム

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080320-00000013-mai-spo


●ショート終了時の順位:

1 カロリーナ・コストナー(イタリア)

2 浅田真央

3  中野友加里

4  キーラ・コルピフィンランド

5  キム・ヨナ(韓国)

6  ジョアニー・ロシェット(カナダ)

7  サラ・マイヤー(スイス)

8  安藤美姫

9  キミー・マイズナーアメリカ)

10  ベアトリス・リャン(アメリカ)


・・・いやいや、きましたよコストナー、そしてキーラちゃん。これは「ヨーロッパ勢の逆襲」です。忘れ果てていた私たちが甘かった。ここはスウェーデン、そして世界選手権なんです。


日本選手は後回しにして、まずはトップに立ったコストナー選手。楽曲がドアーズ(今は亡き伝説のロックバンドです)の「Riders on the Storm」のアレンジ版で、ひじょ~~に表現するのが難しい。このプログラムをばっちり成功させた。テク偏重の傾向の中ですが、この1位は表現性が審判にアピールした結果ではないかしら。ただ彼女はフリーのスタミナ面で課題が残ることも事実。順位を死守できるかどうか。


男性陣に大人気のキーラ・コルピ(私もです^^;)も、もー久々ノーミス完璧。自信にあふれていました。この人の使用曲も、ピーター・ガブリエルの何かをアレンジしたとかで難しい目だったです。ロシェット選手(カナダ・ケベック州でフランス語文化圏)も、サラ・マイアー選手(スイスでもドイツ系かな)も同様すばらしかった。地の利もあるんでしょうか、こういったヨーロッパ勢が皆、きちっとまとめてくるのがさすがだと思いましたね。


キムヨナちゃん。一回転倒ありましたがこの順位はほっとした所。まずまず良かったのではないかしら。こうもり序曲、ウインナワルツの普通より沈む3拍子がよくとれてます。でもインタビューではさかんに「Pain」といっていたので、やっぱ足腰が痛いのは本当みたいです。がんばって欲しいです。


さて日本勢。まず安藤美姫選手の8位。こけたわけもないのにこの順位は、やはり土壇場の曲変更でやや演技が小さくなってしまった感があって、そのせいでしょうか。いやそれ以上に、先に書いたヨーロッパ勢の演技が良かったせいが大きいでしょう。でも得点は僅差ですのでまだわかりません。


真央ちゃん。アルトニアンコーチと契約をあえて切って臨んだ大会。何かあったのか予定通りなのかは知りませんが、それでも2位につけているのは流石。細かいミスはなくはないんですが、それを勢いでなぎ倒していく感じ、音楽の乗り方とかいやすごいです。ただこの「コーチなし」が、フリーにどう出るか。


中野ゆかりん。ひいき目も入るかもしれませんがすばらしかった! 隙がないと言うか、ひりひり痛いような滑りでした。このままこのまま、持続すれば自ずと結果はついてくる。フリーは最終滑走、がんばれ~~。


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・・・実は裏番組の某国営衛星で、小沢征爾指揮、ベルリン・フィルで、チャイコフスキー「悲愴交響曲」をやってました。うわっと思ったが録画が間に合わず、チャンネルをフィギュアとザッピングしながら見ていました。これがまた、すごい演奏で。なんというか小沢さんの放射熱がすごくて、しばらくチャンネルを代えれませんでしたね。