五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

フィギュアNHK杯中日終了


NHK杯中日終了。ペア、アイスダンス、女子と決まりました。


ペアは予想通り中国ぶっちぎりです。昨年は川口組と井上組という豪華日本人対決からはちょっと物足りない内容かな。でも高橋成美&トラン組が3位で大健闘です。ジャンプもっと練習してね。


アイスダンス。本当は一番面白いんだけど。ここも五輪銀のデービス&ホワイトがぶっちぎり。いや演技圧巻で素晴らしかったです。対抗馬が居ないのがここも残念。


問題の女子。ショートは皆、結構良かったのに、フリーで魔物が出ました。全員ジャンプでこけるこける。特に期待の村上佳奈子ちゃん。3位入って良かったですが、練習で「跳びすぎ、調子よすぎ」だったので、マズイかもと思っていたら案の定3コケ。でもまあいいでしょう。落ち込んで帰ってきた彼女を、山田満智子コーチが満面の笑顔で出迎えていたのが印象的でした。山田先生も丸くなったねえ。


優勝は、綱渡りながらも落ちなかったカロリナ・コストナードビュッシーは、印象派は難しいです世界作るのが。その点頑張ってよくやっていました。ローリー振付かな。他に好印象はキーラ・コルピのエビータ。良いプロ貰いました。練習しましょう。


真央ちゃんについては・・・・世間は大騒ぎでしょうが、私は心配もしていません。実況した刈屋アナウンサーが言う通り「次のステップに進むため、ジャンプを治している最中、その過程」なので仕方がないのです。次への産みの苦しみは絶対通らねばならない。去年ジャンプの「ロングエッジ(踏み切り間違い)」でかなり泣かされましたからね。「彼女の新しいジャンプを、ファンの皆さんも一緒に、作り上げていきましょう」と。これ以上の言葉はありません。年末の全日本までには、何とかつじつまは合わせてくるでしょう。


男子ショート。今年は男子の戦いが見所になるかも。2位につけたジェレミー・アボット選手が、実に良い感じなのです。コーチが佐藤有香さんが2年目ということで、実ってきたかないろいろと。有香ちゃんに笑って送り出して貰えるなんて、キミは幸せものなんだぞこん畜生!


で、お待ちかね高橋大輔選手。ショートの「大ちゃんマンボ」は、良い意味で実に愉快なプログラムで、私は大笑いしながら観てしまった(^^)かっこつけた伊達男が、ラテンの濃いリズムに乗って、「場違い・ダサい・外すぎりぎり」の線で踊りまくる。本当にかっこよく一線を越えた表現って、お笑を伴うことがある。キヨシローとかかつてのジュリーとかがそうだった。マンボの独特のかけ声「ウッ!」の時に、高橋君ががピタッとポーズを決めるんだけど、そこがあまりにハマッていて「ギャハハ!」と笑ってしまうのだ。この表現が出来るのは本当にすごい。


彼の今年のテーマは「キャラ濃く、ウザく、暑苦しく」だそうだ(^^;;突き抜けて欲しいです大ちゃん。