五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

あるアイドルの卒業


【アイドル記事】大阪の五人組「エスペシア」が東京進出。

しかしその時点で、一気にメンバー三人卒業という事件。

http://natalie.mu/music/news/172794


■卒業メンバーインタビュー

http://www.billboard-japan.com/special/detail/1489


ぶっちゃけ、東京に拠点を置かないと、何事にもつけて運営事務所&レコード会社の経費がかかるんでしょう。地方アイドルは薄給でも我慢できる自宅組の娘達で、かつ運営もかなりのボランティア労働を強いられます。好きで無いと続きません。本当にローカル範囲のみでまわすら何とかなるのかも知れませんが、ちゃんとレコードデビューして全国回れるような規模になると、余計にシビアになるんでしょう。「事務所だらしが無い、裏切られた」思いもファンはあるでしょうが、事務所従業員だって食っていかないといけない。


で、そこで卒業を決めた側のメンバー三人のインタビューが載ってます。皆苦渋の決断で、それぞれの家庭の金銭事情とかもあって、泣く泣く辞めざるを得なかったようです。


どうぞ、この年頃のお子さんを持ってらっしゃる方は、billboard-japanのインタビューも暇ができれば読んでください。進路と人生の岐路に悩む若者の苦悩が率直に綴られて、胸を打ちます。こういう気持ちは我々はともすると、遥か昔のこととして忘れ果てていますから。