五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

宗教的な人、村主章枝


村主選手は帰国子女でクリスチャンである。だから大事な試合の前後にはお祈りする。おそらく、考え方とか人間関係のこなし方も、ちょっとドライなのだと思う。


だから、周囲からは「変わった個性」「何を考えて居るのかよくわからない」とか言われる。お祈りが「キモイ」とまで言う、アンチの人も居る。


こういう「宗教的な人間」を、現代日本人は特に、毛嫌いとは言わないけど「お高い」だの「本当は偽善だろ」とかいって侮蔑する。もしかしたらオウム事件以降、余計に「宗教に対するアレルギー」反応が、多くなったのではないか。


人間として、目指す理想が高いというか、現世のおろかさに気がついてしまった人は、どうしても「お高く」なる。仕方がない部分もあると思う。もちろん、周囲に溶け込む努力も必要だけれど。


新聞のコラムで、村主選手が「哲学・ことにニーチェには影響を受けた」発言をした。「またスグリは知ったかぶって……」とか揶揄されないかと、変な気をもんでしまう。


あんまりニヒリズムの考えから、他人を否定否定でいくと、先に書いた御巣鷹あらし、モンスターペアレンツまで行き着く。若い人、人のことを決め付けた見方でみないでね。特に宗教や哲学などやってる人を、偏見の目で見ないで。ましてや、何かに打ち込んでいる人を否定するなんざ、絶対にやめてね。