五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

スティービーの歌詞2


調子に乗ってもう一個、スティービーの歌詞を書きます。


■オーバージョイド(あふれ出る喜び)/スティービー・ワンダー

D


数多く時間を掛けて、愛の城を僕は築いてきた

君は何も知らないけど、それは僕たち二人のためだった

でも、やりすぎてしまったようだ

今、君は「そんな城は放り出しちゃえ」と言う


数多くの夢を選び、僕は現実のものにしてきた

君は何も知らないけれど、君こそが僕の一番の夢だった

夢を操るサンドマンは立ち去ってしまった

今、君は「また出直してきてよ」と言う


君は信じてないけど、夢は絶対叶うんだ

僕の夢は、君を見た一瞬で叶ったからね

信じさえすれば、きっと君も

喜びにあふれ、愛にあふれ、そして「僕で」あふれるだろう


数多く手を掛け、全ての駒を僕は試した

どうしても手に入れたいものがあったからね

でも、またやりすぎたようだ

今、探していた愛は、僕のものにはならないという現実に

やっと気がついた


それでも、可能性は厳しいぞと言われても

どうなるかは誰も知らない

ロマンスには、本当の愛には、チャンスが必要だ

そのチャンスは、きっと君にも見つかる

僕は今、喜びにあふれ、愛にあふれ

そして、「君で」あふれている


・・・これまた、男女の愛に偽装していますけど「人類愛」ですね。 「君」は、我々リスナーひとりひとりのことを差します。

80年代後半~90年代は、ちょっとスティービーも、自分の歌に、自信を無くしかけていたというか、不調な時期が、あったのかもしれない。戦争とか一向になくならないしね。そんな時期に、チカラを振り絞って、作った歌なのかも知れません。なんとなく、そんな気がします。