五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

【訳詞】ニール・セダカ「移民の歌」(作詞:フィル・コーディ)


D

 

移民の歌

 

港はその腕を、若い探索者たる外国人に解き放つ

自由の誘導灯に照らして、どうぞこの地へ来てくださいと

「広い土地と広い空」その広告の謳い文句は

君が到着した時、確かにそんな風だった

夢のボートは未来をアメリカの中心へと運ぶ

人々は川沿いの一等地を期待して、一列に待っていた

 

見知らぬ者もここでは大歓迎だった

からりと晴れ渡った日々を音楽は伝えてくれる

人々はあらゆる場所からやってきたし

受け入れられる部屋も十分にあったのだ

 

今、彼は希望と、心を占める奇跡とともに到着する

両手いっぱいの決意と富を実現させようと

しかし一旦ドアが閉ざされると、もう彼は用なしだ

そこにはもう、空回りの日々しか無い

彼は背を向け、かつての伝説を思い出す

アメリカと呼ばれた、神秘と不思議の伝説を

 

見知らぬ者もここでは大歓迎だった

からりと晴れ渡った日々を音楽は伝えてくれる

人々はあらゆる場所からやってきたし

受け入れられる部屋も十分にあったのだ

 

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アメリカの現実を指摘するというよりは、かつての開拓精神の誇りを懐かしむ、というふうに聞こえますね。Steely Danあたりと比べて歌詞の突っ込みが甘いというか。まあアーティストの性格上、仕方のないことかもしれません。