五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

古い懐メロ

ちょっと唐突に「懐メロマイブーム」がやってきた。ので、こんなCDを買ってみた。


雪村いづみEarly days

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雪村いづみ「チャチャチャはいかが?」

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日本の元祖ジャズボーカルの一人、そして日本の元祖アイドルの一人(笑)雪村いづみさんの、昭和20年代30年代のベスト盤。全曲当時の洋楽のカバーで、英語日本語半混ざりで歌われます。十代の少女時代から何故こんなに英語の発音が完璧なのか!はちきれそうなすごい声量で歌いまくっています。特筆すべきは当時のバンドの演奏が上手いこと!ジャズからラテン、ブギウギからロケンローまで、溢れるリズムをバッチリこなす。その豊潤さ。ロックが入ってきた1970年代のほうが、リズムや曲調のバリエーションは、かえって不自由になったのではないか?そこまで思わせてくれます。


■保坂俊雄&イルカ「Any Key OK!」

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000BONPL6/

http://tower.jp/item/1816269/Any-Key-OK!!(こっから視聴)

あの「なごり雪」のイルカが、サックス奏者のお父上と作った、全曲英語のびっくりジャズ・アルバム。なんの予備知識もなしで聴いたら、誰もあのイルカさんとは気がつかないくらい堂に入ってます。(@@)お父上の保坂俊雄さん、そうそうたる楽団を渡り歩き、美空ひばりさんのバックもずっと勤められた、なかなかすごプレイヤーだったそうで。そういう家庭に生まれ「子供の頃からドリス・デイを真似して歌っていた」といいます。そのリズム感、声の抜き方フェイクの仕方。童話チックなフォーク歌手の、ものすごい知られざる一面です。