五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ウエンズデーJ-POP


BS入らない人にまた申し訳ない。国営放送で楽しみにしていた音楽番組「ウエンズデーJ-POP」が、最終回で終了してしまった(TT)生放送で小ホールに客を入れて、ミュージシャンのちゃんとしたミニライブがある。貴重な番組だったと思う。


女性の司会者(さくらと言う彼女は何者?)の他に、音先案内人と称して、3人のミュージシャン/プロデューサーが交代で「解説者役」をやるのがよかった。東京事変のベース・亀田誠治ポルノグラフィティ等のサポートキーボード・本間昭光、ジュン・スカイウォーカーズのベース・寺岡呼人と、ツウなキャスト起用だ。この3人、しゃべりも達者で、見目もソフトで、テレビ向けの好青年(中年?)という感じでなかなかないいのだ。して時々、セッションでバンドに参加して演奏を聴かせてくれたりもした。


さきほどの最終回には、元RCサクセションの「チャボ」仲井戸麗市、歌手陣は平原綾香とケミストリイがゲストで、「雨上がりの夜空に」を全員でセッションして大団円。よかった。改めてキヨシローの偉大さと失われた星を感じた。


しかしどうなんだろう音楽番組って。タモリの「ミュージックステーション」みたいに、昔ながらの1曲披露の歌番組の方が、テレビ局側スタッフとしては楽なんだろうが、ミュージシャン側としては、3~4曲ライブを見せられる方が本望じゃないのかと思う。観る方も絶対その方が良いと思うし。


音楽業界も不況、テレビ業界も制作費削減で、散歩番組かお笑いかになってしまった。これじゃあ文化的退歩だよ。テレビ局ももっと、音楽メディアとしての自覚を持って、ミュージシャンサイドに立った番組を提供して欲しい。ミュージシャン側も、「俺らはライブコンサートやってこそなので、テレビはごめんだ」などと言わず、なんとか妥協ポイントを下げても出演して欲しい。地方の高校生とかはライブにはそうそう行けないんだよ。


もういっこ、これはまだどうなるかアナウンスがないのでわからないが「どれみふぁワンダーランド」。これに出ているコーラスグループ・元祖ハモネプの「ラグフェアー」も、3月いっぱいで解散を表明している。ひょっとしたら、年度内で終了かも試練。ああシャボン玉ホリデーからの伝統の灯火もどうなるのか・・・。