五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

またまたperfume随想


Perfume東京ドームライブDVD、繰り返し鑑賞中です。もう何回目だろ。全然飽きない。この歳になってこれだけアイドルにハマるたあどうなのよ俺! 松田聖子中森明菜松本伊代等、アイドル全盛期に同じように青春だったそのころは、レコード・ビデオ買いまくるとか全然無かったのに。(^^;;


いや~でも本当に素晴らしい。皆あきれるだろうけど、いろいろ書きたいだけ書かせていただく。


改めて思ったのは、彼女らの振り付けって「女性向け」だなあということ(完全私見)……同世代の女性が可愛いと思うように作られているんじゃないか、と思ったのですね。これは意図的なのか無意識なのかは判らないですけど。振付が女性だというせいもあるけど、とにかくつくりが「女性目線」だと感じました。徹底してフェミニンだなあと。


そうすると男としては、萌え萌えになるかと思いきや、そうならない。可愛いしミニスカひらりもときめくけど、仮想性愛対象には(爆)ならない。どこか疎外感がある。そう少女漫画とか女性雑誌を読んでいるときの気恥ずかしさに近いな。どうなんだろう。こちらがおぢさんになって、彼女らの若さがまぶしすぎて、ついていけなくなっているだけかもしれないが。スケベーパワーが落ちたんだ老化(爆2)


・・・ライブの演出の中で、メンバー3人が自分の生年月日を巨大スクリーンに入力するってシーンがある。私は思わず星占いの「星座」まで調べてしまった(爆)したら、なんとあ~ちゃんが自分と同じ水瓶座(^^)/ いや喜ばしい。どうりで気になるわけだ。


でもって、作詞作曲プロデューサーの中田ヤスタカ、彼も水瓶座なんだね。これはなかなか見事な偶然。テクノロジーとコンピュータに縁のあるとされる水瓶座。それを象徴するようなテクノ音楽のパフュームの、中心人物二人が水瓶座。星占いをやる方どう思われますか?


あ~ちゃんと中田氏、いろいろインタビュー発言とか読んでると、反目までは行かないけど、なーんかあ~ちゃんが反抗的になる発言が垣間見られる。ライバル視というか、相性としてはどうもぶつかる相手っぽい。そもそもテクノ路線でクチパクって方向を、決めたのも中田氏のようだし、あ~ちゃんは、表だっては言わないけど、ライブでも「ちゃんと歌いたい。作詞作曲も出来ればやりたい」と、考えて居るようだ。裏では意外と緊張感がある関係かも知れない。


そういう「知られざる緊張感」が、アイドルなのにテクノという意外性・アンバランスさと相まって、Perfumeというグループに、不思議な霊感・不思議な無意識を授けているのかも知れない。


たえまぬ努力と、人もうらやむ友情をバネに、夢を叶えた少女達。だがしかしPerfume。このまま口パクアイドルとして、安住するわけにはいかない。飽きられる日は遠からず来てしまう。今のシステムはちょっと理不尽だし無理もある。彼女たちに、ジャズコーラスグループになれとは言わないが、ハモリ、コーラスに関しては、いつかは正面から取り組まねばならなくなる、と思う。あとアレンジはともかく作詞作曲も。あ~ちゃんが望むなら自分でやらないといけない。リーダーは君なんだからね。