五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

お残しは許しまへんで~


ん?また教師とPTAの間で解せないニュースが。


■時間オーバーの給食、布に載せ食べさせる

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110211-00000018-yom-soci


給食を残しがちな小学校1年生の児童。昼休みに少々食い込んでも、出来るだけ頑張って「完食」させること。ちょっと可哀想だけど、これ結構、しつけとしても食育上でも大事なことです。


でも給食の食器は時間までに返却しないといけない。ので、先生は仕方なく、布製のマット等をお皿代わりにして、児童に食べさせていたんですね。


これは……またニュースになるほどの、不祥事とは思えません全然。


この先生は58歳男性とある。女の先生なら家からお皿を何枚か持ってきて、お残しする子たちのために使うことも考えたでしょうが、男の先生だとそれもなかなかやり辛かったんでしょうね。粗野に育った年代でもあるし。


衛生面は清潔な布であれば問題ないと思います。問題は、子供が結構、屈辱的なことでしょうね、泣いちゃう子供も居るかも知れない。親としてみれば「うちの子にマットから食事させるたあ、犬扱いか??」てな苦情が出たと推測します。


でも、この先生には同情します。「完食させたかった」という先生の指導方針は正しい。やり方は頂けなかったけど、悪い先生じゃありませんよ。


これを機会に学校全体としても、無理にとはいわないけど「お残しを減らす」ために、どうにか方策をとって欲しい。時間が来たからと言ってただちに食器は返さないといけないとか、そんなシステマチックなことは言わないで。


そして何より、また同じ結論を言いますが、この程度の問題がニュースになって伝播する社会の方が問題。何故漏洩するのか? そのチクリ体制は、本当に不気味。そっちの方が大問題です。