五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

フィギュアスケート全日本選手権


ふうう。毎年ですが楽しくもテレビ観戦だけで疲れます。フィギュアファンも楽じゃないよ。


■男子最終結

1位 小塚崇彦

2位 織田信成

3位 高橋大輔

4位 羽生結弦

5位 無良崇人


結局代表3枠の顔ぶれは変わらずとなりました。今回、4回転成功者が誰もいないという「魔物が降りた」フリーとなりました。しかしながら全員、ムラ君とか羽生君とかも皆「死力を尽くして」滑っている感じが伝わってきて、そこはぐっときましたね。


全員が「良くない」状況の中、ショートの貯金が生きた小塚君、初の制覇ですおめでとう!悔しさは世界選手権ではらしてね。織田君もそう。リストのピアノ協奏曲で王道クラシックなんですが、どうも乗り切れてない気がします。大ちゃんは4回転失敗しても、演技力表現力で持って行きましたね。お客さんに背中を押された。悪い中でなんとかした感じです。


■女子最終結

1位 安藤美姫

2位 浅田真央

3位 村上佳菜子

4位 鈴木明子

5位 庄司理紗

6位 西野友毬

7位 村主章枝


・・・まず村主選手。結果は残念なものになりました。しかし明らかに惨敗だった昨年よりは、今年は内容が断然良いと思います。何より彼女の個性、演技表現力は、発揮できたと思うから。あのベリーダンスのフリーは、充分新機軸で冒険だったと思うし。


また来季どうするかという問題も出てきて、ぶっちゃけスポンサー次第ってとこもあるでしょう。どう転んでも、ファンのために彼女は滑るでしょう。とりあえずお疲れ様でした。


至極残念だったのは鈴木あっこちゃん。非情なようだけど、調整も含めてこれは敗戦としか言いようがない。でも売り物のステップ他、表現はちゃんと「すごいあっこちゃん」でした。それだけになおさら残念です。


ベスト3の代表は3人ともものすごい演技! 感激して涙が出るほどでした。陽性の個性の村上かなこちゃん、シリアスな別の個性を見せながら、ひりひりするような演技。手に汗握りました。


復活した真央ちゃん。これまたすごかった!! 私は彼女のジャンプよりも、音楽表現の見事さに毎回胸を打たれます。今回も3拍子の取り方の巧いこと!柔らかな「愛の夢」は真央ちゃんにぴったりだし、代表作になりそうです。ジャンプ以外の部分でもお客さんがうっとりしていることを、本人もっと知って欲しいですね。


今年の女王は安藤美姫ティでした。おめでとお! アンチ・モロゾフの私をもうならせるプログラムと演技。安定感抜群のジャンプ。地の底からぐぐーーっとわき上がるようなステップ。泣けました。素晴らしかった!!