五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

天皇誕生日


天皇陛下77歳 高齢者守る社会「きわめて大切」 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101223-00000505-san-soci

■会見全文その1(こっから順に)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101223-00000010-mai-soci


私は右翼ではない。けど折々の陛下の言葉には、いつも深く感嘆させられる。今回も、数々の事件に対して「心を痛めている」というコメントも、毎度毎度と思う人が多いかも知れないが、お座なりでは勿論無くしっかり勉強されて憂慮されてのコメントだ。


「高齢者がしっかり守られていくことはきわめて大切」という言葉。「きわめて」という強い形容詞は、皇室方が使うのは異例なのではないか。ご自分がご高齢になられて、体の不調を体験した上での、この言葉は重い。政府や厚生労働省の対策や、世代間コミュニケが隔絶していく世の中への、警鐘・批判・叱咤とも取れる。心せねばならない。


この間の「クニマス」発見について、結構時間と言葉を費やして喜んでおられる。「さかなクン」の名前まで挙げている(笑)ここが可愛らしいと言っては失礼だが、いいですね。(^^)次の園遊会ではさかなクンも呼ばれるかな?


「日照りの時は涙を流し、寒さの冬はおろおろ歩き」という宮沢賢治の「雨にも負けず」。この精神を体現しておられるのが天皇だと思う。役立たずかもしれないが、寄り添って涙を流す。そんな存在は人間にとって絶対に必要なのだ。いつまでもお元気で。