五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ヴァリボ、ブラジルに惜敗、でも歴史に残るナイスゲーム!


・・・・いやーーー(TT)ヴァリボ、世界一のブラジル相手に、フルセット逆転負け。悔しい!悔し過ぎる!!でもでも、あの全く歯が立たなかったブラジルと、メダルを賭けてこんな良い試合が出来るようになるなんて、数年前には考えられなかった。……これだけでもう、充分感激です。(TT)


多分今日の試合は、バレーの歴史に残る試合となりました。2セット目、35対33は、世界選手権史上最多ラリー得点記録だそうです。日本は、振り切ろうとするブラジルに、守備で食い下がって食い下がって、2セットを連取する。「おおっつ!もしかしたら奇跡が起こるかも!」と思いましたが。3、4セットを取られてしまいます。でもその3、4セットにしても、接戦でしたからね。ホント今までとは違う。女王ブラジルと、がっぷり四つに組めているわけです。


でも最終セット、やっぱりアタッカーのパワーの押されました(TT)


今日は、全選手本当に集中して、コンディションも最高だった。特に今大会でずっぱりの木村が素晴らしかった。相手サーブが、ほぼすべて、木村の所に来る。それを拾って、立ち上がって自分でアタックに入る。当然ブロックがつく。それを瞬時に見て、コースをどこに打つか、フェイントにするのかタッチアウト狙いにするのか、空中で判断する……。とまあ、トップの選手なら当たり前に要求される技術と言えばそれまでなんですが、あれだけ守備を崩されてた中でやれる木村選手は、本当にすごい。あの非力な天然ちゃんが、よくここまでの選手に成長しましたよ。


この一戦を「いつものように、あと一歩詰めきれない。いつもの全日本と同じだ」と見る人も居るでしょう。というか、結果だけ数字だけ見て居る人は、皆そう言うでしょう。でも、竹下がセッターとなったここ10年ほどのヴァリボを、ずーっとしっかり見ている人なら、そうは言えないです。彼女たちが、ヴァッシングすら受けながらも、全身全霊を賭けて、やって来たのを知ってるから。その影で、引退したり潰れていった選手も知っているから。

私は、だから、今日の試合は、全力で褒めます。彼女たちを。よくやった!ナイスファイト!素晴らしい試合でした。


でも明日、3位決定戦がアメリカとあります。これもまた厳しいんだよなああ。でもっ! ファンの力で勝たせましょう。我々の声援で銅メダルを取らせましょう!!!