五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

スケートカナダ杯


ヴァリボは3戦王様試合。メグ先発。テレビにも良く写って、幸せ♪ 今夜は予選最後の山、頑張れ!


・・・あ、ひとつ気になったのが、ヴァリボの真鍋監督。常に何かノートみたいなのを手にしてるけど、あれってもしや「Apple iPad」かな? コートサイドのアナリストのパソコンはMacじゃなかった様子だけど、気になります。


でもってスケートのカナダ杯。村主選手の初戦は、ぐっすんな結果。(っT)今回は体調不良と練習不足が重なったまま、シーズンインしちゃったらしい(><)次のフランス大会を経て、年末の全日本まで、よほど追い込んでいかないと。振付を4年ぶりに、長年の友ローリー・ニコル女史が担当、いいプログラムも貰った。持ち前の表現力すら発揮できないようでは、厳し言い方をすれば現役続行の意味がない! 頑張らないといけん!!


女子優勝はアメリカのアリッサ・シズニーしずちゃん♪)この人は所作の美しさ、スピン・スパイラルの綺麗さ、エレガントな表現性で売ってるスケーター。ジャンパーではありません。こういう人が勝ってくれると嬉しいね。


男子は織田君が2位に入りました。おめでとお!結婚もしたし、さい先はよいと思います。


スケートカナダ、織田2位

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101031-00000004-spnavi-spo


で、今回は地元カナダのパトリック・チャン選手が、織田君を抜いて大逆転優勝したんですが、私的には、どうにも納得がいかない部分というか、微妙な部分が残るんです。


公式得点シートも発表されていますが(http://www.isuresults.com/results/gpcan2010/gpcan10_Men_FS_Scores.pdf)チャン選手の芸術点(program components)が、異常に高い。スケーティングスキルと振付構成点に9点なんて数字もあります。


しかーし、演技を見てみると、チャン選手は冒頭4回転は決めましたが、後半ジャンプはポロポロ取りこぼし、転倒1回もある。対して織田君、転倒一回は同じでも、彼はジャンプは決めている。冒頭4回転も、危ういがこらえた。内容は全く互角だと思うのですね。でもこの点差で逆転された。


オリンピックから続く、よくわからない採点の問題が、今も続いているのでしょうか。


確かにチャン選手の、エッジワークの深さと、蹴りの伸びの良さは解ります。振付も織田君がモロゾフ、チャンはローリー・ニコル、この差もあるのかもしれない。(私モロ男を悪く言いすぎるかな?)でもそれでも、この芸術点の差は、首をひねらずを得ません。何故??


・・・こういう首位争いの裏で、もう一人の日本選手、南里くんが、ひそかに9位の成績でフィニッシュしました。実は、この南里君のプロが、素晴らしかった!ずっと3番手4番手に甘んじてきた彼で、今回も技術面ではトップグループには及びません。でもでも、所作の一つ一つが、丁寧で心がこもっているのが、見ているこっちに伝わるんです何故か。加えて今大会は、ジャンプも好調、パンクは1回もなかったんじゃないかしら。


だから今回のスケカナ。テリー的には、南里君が1等賞です!!