五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

誰々選手「イラネ」


長年の女子バレーボール・ファンである。最初に好きになった「大林素子さん」には、未だに憧れてときめく。ダウンタウンとかに、バラエティ番組でいじられたりしているが、あまりヒドイと正直ムカツク。モトコの悪口を言うヤツは俺が許さん! と思う。彼女にはあくまで姫で居て欲しいのだ。


あ、でも今の私のヴァリボ姫は栗原選手です。(#^^#)怪我も治って全日本合宿に合流した話を聞いてまずはめでたい!10月末からの世界選手権を今から楽しみにしています。


と、しかし、そういった他のヴァリボファンの前では、書けないことをちょっと。


サッカーなどもそうだが、誰誰選手が代表に入らないのはおかしい、とかよく言う。そのネガティブ版で、「誰誰選手イラネ」なーんてことも、ネットではよく書かれる。その競技を愛すればこそなんだろうし、監督を気取って選手を品定めすること自体、否定はしない。けど、気分は悪いね。


それと「新しい物好き」ぱっと出た新人選手を、時には実績あるベテラン選手よりも遥かに高く評価して、天才だの神だの言う。で、ちょっと落ち目になるとまた例のごとく「イラネ」となる。これもねえ。


ヴァリボもサッカーも、残念ながら世界との差は歴然とある。私はこの差は、何世代かかけて努力していっても、埋まらない。それほど深刻だと考える。特にヴァリボは、少子化&競技人口の減少、背の高いコがバスケに流れる、ハングリー精神の欠如、などなど、マイナス要因ばかり。トップのVリーグの選手にしても、言ってしまえば皆どんぐりの背比べ(爆)誰が全日本に行っても、あまり変わらないとさえ思うのだ。だから「誰々選手はダメ、誰々選手が良い」って議論自体、むなしい。どうせロシアやキューバやブラジルには、誰が出たってすっ飛ばされる。


ファンにあるまじき発言だね・・・。


だから私は、金メダルは、取れれば嬉しいけど、取れなくても別に構わない。国際大会で全日本がボロ負けしていても、まあ悲しいけど、バカ野郎やめちまえ、とかは、言わない。思わない。選手達が若い日を費やして、一生懸命やってくれれば、もうそれでいいんだ。戦術的にマズイプレイとか、散漫なプレイは、そりゃ指摘して怒ることもあるけど、でも「イラネ」は、絶対言わない。人が、人の存在そのものを全否定することは、許されないことだと思うから。


ヴァリボならナイスプレイと、あきらめないスピリット。フィギュアスケートなら、点数よりも良い演技、心が表現されたプログラムが見たい。勝ち負けも確かにあるけど、それだけじゃないよスポーツの魅力って。