五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ちょっとまて!国営放送!!


■相撲生中継中止、ダイジェストで放送

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100706/t10015570441000.html


これさー。話が全然別じゃないノカね。相撲協会の問題は確かにあるが、生中継しないことが、相撲協会に対してペナルティ・反省を促す行為になるというのか? 何にもならないと思うぞわしは。


むしろNHKは、こういうときこそ生中継して、必ずあるであろう「相撲協会の反省の弁・土俵上からのお詫び謝罪」の様子を、しっかり生で国民に伝えてこそ、公営放送ではないのか。夜6時からダイジェスト、なんて、いかにも中途半端だ。


NHKは事前に「今度の場所を放送したらいいか悪いか」視聴者の意見やアンケートを元に決めたらしい。中継するなという意見が多かったのだ。そういった世評や世間体に流され、生中継無しを決めたNHKは、会社の「体面」を優先し、肝心の、放送メディアとしての責務を放棄したとしか、私には思えない。


確かにゆすり・たかりにまで発展するほどの賭博は悪い。しかし、相撲部屋で、おあそびで、どっちのチームが勝つか懸けようぜ、というのも、悪いことなのか。隣近所で花札・麻雀も、裁かれるほどの悪事なのか?


どうにも最近、何か事件があると、安直に誰かを悪者を仕立て、責任をおっかぶせる行為が多く思えてならない。大衆がよく考えもせず、悪事を働いたらしいから、はい処罰、何でもかんでも「死刑」「追放」なのか?? この考えは、とってもとっても危険だと思うぞ。