五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

どれみふぁワンダーランド


国営衛星放送の音楽バラエティ「どれみふぁワンダーランド」ってのが、面白いです。


■「どれみふぁワンダーランド」公式サイト

http://www.nhk.or.jp/doremi/


番組を仕切るのは、作編曲家の宮川彬良(みやがわ・あきら)。あの故・宮川泰先生の息子さんです。これがまあ、お笑いと冗談音楽が大好きだった先代の跡を、よくも見事に継いだもんだというくらい。しゃべりと踊りと「コケ」が出来る作曲家です。(笑)はっきり言ってジョークやだじゃれはちょっと寒いし(そこも先代と一緒)変なメッシュ頭に変なベストのファッションも、引いてしまうんですけどね。


でも本職が素晴らしい。「音楽の深読み」コーナーでの、古今東西の名曲を宮川風に解釈し、強引な方向にこじつけ演奏してしまう。馬鹿馬鹿しいと思いながらも、納得させられてしまいます。例えばこれ。


■音楽の深読み「運命」

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コーラスグループのラグ・フェアーの6人もいい。昔のクレイジーキャッツよろしくコントを毎回やるんですが、女装やかぶり物にもひるまず照れず、ちゃんとコントをやってるのがいい。しかし本職のコーラスは崩さない。あくまで「音楽コント」なんですな。これはコントじゃないんだけど。真面目にアホバカソングを歌ってます。


■ラグ・フェアー「英語に聞こえる日本語の歌」

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お笑いタレントの運動会みたいな番組が、バラエティーという呼び名で定着してしましたが、本来のバラエティーは、根っこに「音楽」がある、こういう番組だったはず。シャボン玉ホリデーからの伝統を引き継ぐ、真のバラエティ番組はこれだと思うのですよね。