五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ドリーム・オン・アイス


フィギュアスケート。先日の「ドリーム・オン・アイス」関東首都圏ではテレビ放送があったらしいが、福島では別番組、なんかくだらない温泉旅番組で、こんちきしょうめだ。


でもちょっとナニしてナニの「ようつべ」で、見られた。本当はあまりおおっぴらには言えないし、選手の肖像権ってのもあるんだけど。でもやっぱり、地方の人間にはうれしい限りだ。


で、感想。


まずは村主選手のエキシビ、エディット・ピアフの「パダン・パダン」シャンソンだ。とにかくヨーロッパ。フランス・パリの、ちょっと怪しい商売のお姉さんを演じる。で、途中に出ました「客席乱入」(爆)男性客の前に進み出て「タバコに火をつけさせる」パフォーマンス。やったねー、という感じで嬉しくなってしまう。まさに「氷上の女優さん」(^^)エキシなので各エレメンツは易しめで、中身がちょっと薄いのが気にはなるが、まあ競技ナンバーじゃないので良しとしましょう。


鈴木明子ちゃん。ラテンジャズの「カリブ」という曲。昨年の「リベルタンゴ」が異常にねっとりとしていたので、そこまでは期待できないか。でも今度はサルサ、からっとしたカリブ海の情熱です。別な魅力が出ていいナンバーです。慣れればもっとよくなるでしょう。


安藤ミキティー。セクシーな真っ赤なブラトップにアミアミ衣装で男性陣は生唾(爆)細かい、ステップというより、もはやタップダンスから入る足技。これは昨年できなかったことへの反省だろうね。途中のスローパートはねっとりしたジャズブルース。してまたタップに戻る構成。踊りっぱなしだ。正直彼女が、こんなにメリケン・クラシックなダンスを踊れるとは思わなかった。踊り心がついた。うまくなったなあ、いいスケーターに育ったなあと本当に思う。


でも今回のエキシビの女王は、中野ゆかりん。「ハーレム」幻想的な、歴史ファンタジーのお姫様みたいな衣装で、今までとまったく毛色が違う。でもってその振り付けと、中身の完成度の高さがすごいのだ。得意のスピンはもはや神の領域、微動だにしない。そのうえ上半身、肩、腕、指先の演技表現力が、すごいうまくなってる!! 「もの言いたげな」表現性豊かな演技は、村主選手に迫るほど。これがエキシビで競技ナンバーでないのは、もったいないし、飛ばしすぎなんじゃないと思うほど。今シーズンに賭ける彼女の気迫を、本当に見せ付けられました。


真央ちゃんは出場せず。新ナンバーおひろめは、もう少し先のようです。