五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

王監督引退

・・・くそう腰痛がなかなか治らない(><)毎日会社が引けてから接骨院での低周波治療をしているがなかなか。先生に無理を言って夜7時過ぎにやってもらったり。ありがたいけど苦労しますな。


・・・さて、首相内閣が交替したり、金融恐慌が起こったり、怒涛の秋となってしまいました。今は運命の山場、終わりと始まりの谷間なのかもしれません。


引退する人も、政治家をはじめスポーツ選手も多数。清原選手も残念だったけど、王監督の引退は、何かいろんな意味で象徴的でした。


「忍耐と努力」で、あの栄光を勝ち取った偉人。それを威張ったり奢ったりせず、若い選手と同じ目線でチームを引っ張った。巨人の監督時代はそれでも、眉間にしわが寄った厳しい表情で有名だった。しかし、ホークスに移って少したってからだと思うが、何か肩肘張った部分が取れて、王監督自身、表情が生き生きしたように思う。一皮向けたというか、悟った部分があったのかもしれない。


王さんは努力型で古いタイプの人という認識で、それはあながち間違いではないと思います。けど、途中から「みんなとエンジョイしよう」って、考えに切り替わったんだと思うんですね。そこいらへん興味深いです。ミドルエイジになってくると誰しも、人に教えて動いてもらうような立場になる。そのときにね、どうするかの指針としてね。


求道的な厳しい生き方から、周りへの優しい(厳しさもあるけど)目線を注ぐ生き方へ。古き良き日本人の生き方の象徴であり、未来もやはりこういう生き方が指針とならなくてはいけない。王監督ほど立派には生きられないけど、我々愚民も学ぶことは多い、やっぱりすごい人です。


今後はスカウトや、若い選手の育成をやりたいと言う。外国への野球の普及など、まだまだやってもらわないといけないことがいっぱいです。