五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

綾戸智恵さんのトーク

こんばんは。

えー、ブルース歌手の綾戸智恵さんが、テレビに出てました。自分が子供の頃、クラシックピアノで挫折したときに、救ってくれた「おばちゃん」の話をしてました。


綾戸:「おばちゃん、うちな、手が小さくて、「トルコ行進曲」よう弾けんねん。あのオクターブのドとドと重ねるとこが出来へんねん。」

おば:「ドとドって、同じモノなんやろ。そんなん一個あったらよろしいんとちゃうの?」

綾戸:「あかんねん。モーツァルトちゅー偉い人がこうせいって書いとんねん。」

おば:「その人はまだ生きとんの?」

綾戸:「??ううん、死んどる。」

おば:「・・・(ニヤリとして)死んどるんならチョロしてもわからん。構へんわ。一個だけでやりい!」

綾戸:「・・・絶句」


・・・この「おばちゃん」という人は、近所のおばちゃんなのか、本当の叔母なのかわかりません。しかし、こりゃものすご~く偉い人ですな。こりかたまった権威主義の考えを、見事に蹴っ飛ばしています。

その後綾戸さんは、決まり事に縛られない「ジャズピアノ」と出会って、今に至るわけですね。(^^)