五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

シリーズ「ラストメッセージ」

で、ヴァリボ終わって国営放送を回したら、ドキュメンタリーシリーズ「ラストメッセージ」と題して、手塚治虫先生のドキュメントをやっていました。これがまた、胸に来るものでした。先生が、亡くなる3ヶ月前に行った「最後の講演」がラストメッセージというのです。

「最近の(昭和63年当時)の子供たちは「私もう死にたいよ」とか平気で言う。それが悲しい。子供のウチから人生を達観し諦めている。そんな世の中を作ってしまった大人たちはどう考えているのか」

「この世に生まれさせられ、生かされることには何なのか。命を受けたとはどういうことなのか。人間の命もそうだが、動物や虫にも、命があって生きている。子供たちが、そんな命を軽んじるような考えだけは、もって欲しくない。」

ブラックジャック」「火の鳥」と、いのちの問題ぎりぎりの表現をしてきた手塚先生。先生がもし今もお元気だったら、いじめ自殺問題とか、何とおっしゃるだろうか。