五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ラストメッセージ湯川秀樹

心温まるコラムがあったので引用しておきます。

■あるホテルマンの引退

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061106-00000004-mailo-l13

さて、国営放送ラストメッセージ湯川秀樹、観ました。頭がさがリます。これほど核兵器廃絶の先頭に立たれていたこと、知りませんでした。

しかしそれよりも、理系の湯川先生が、中国の漢詩老荘思想にも深い知識を持ち、書・和歌・水墨画をたしなまれ、仏教にも造詣が深いとは、これまた知りませんでした。

核兵器は全廃、軍備も全廃や。なんでこんな簡単なことが解らへんのか」

晩年、柳のように枯れてしまった身体を引きづり、ぼそぼそと世界平和を語る姿が、なんか鬼気迫るというか。元気よく弁舌が出来ないその分、凄みがありました。