五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

やりたい音楽、やれる音楽

9月に入って仕事もバンドも一息ついた。気が緩んだせいか、今どっと夏の疲れが来ています。皆さんもお気をつけて。

さてそれでも秋になっても、近郷近在の町の文化祭がらみとかで、ライブは続く気配です。他に親父世代のバンドがいないってのもあるのか、なんか声が掛かりますね。嬉しいような申し訳ないような。でもお金は頂くどころか持ち出し多々ですけど。笑。

さて、ライブに出てみて少し困ったことが、音楽的な「路線」です。まず田舎のとっつぁんかっつぁん相手ですから、わけがわからん洋楽なんぞは通用しない。その中でこっちも精一杯中道を取って、懐かしのベンチャーズ、有名どころでサンタナ、テレビ主題歌がらみで「太陽にほえろ」「F1グランプリのテーマ」「ルパン3世」といくのだが、それでも「なんじゃかわけがわからん音楽じゃのぉ」と言われる。で、よっぱらった爺様に「グループサウンズやれ~」「加山雄三やれ~」「歌え~」とか言われる。インストバンドなんだっつーの。笑。

さりとて我を通して、「ワシは受けなくてもいい!やりたいようにハイテクニックなフュージョン音楽や高踏的なジャズに走るんじゃあ~~!」と言えるほど、テクニックがないってのも事実なのだけども。苦。

その上第一、自分が一番やりたい音楽、既にやっている音楽は「女声ヴォーカルによるオリジナル」なので、やはりそことの食い違いが、一番ひっかかって居るのかなあ。なんのかんの言っても自分、歌モノロック好きだし、長髪革ジャン好きだし「反逆!」とか「シャウト!」とか、うわっつらのロックのファッション性って、大好きですし。笑。

やりたい音楽、やれる音楽、求められる音楽、結構なアンビバレンツですよ。ド田舎のへたくそ親父アマチュアですけど、悩みだけは立派だ。笑。