五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

健康診断と謎の医師団

お盆前進行でプチ忙しい。と言ってもちょっとだけど。

昨日は会社で健康診断だった。相変わらず採血で騒ぎ、バリウム飲まされぐりんぐりん回されて騒ぐ。とにかくお医者関係は苦手だ。しかも、キタナイ話で恐縮だが「バリウムは固まる性質があるので、これ飲んで早めに出しちゃってください」と、下剤を渡される。「20分たったら2錠飲んで、効かなかったら3~4時間過ぎたら又1錠追加で飲んでみて下さい」と言われる。言われたとおりにしてもこれが全然効かない。なんだろな~と思ったら家へ帰ってきて夕食後に一気に「キタ~~~~~!(爆)」以下、昨夜はほぼ、トイレで過ごしました。(汚~~)

しかし毎年、どこからともなくレントゲン検診バスに乗って、5~6人の医師団が現れ、疾風のように検査して去っていく、この連中はいったいどこから来るのだろうか、いつも不思議に思う。加入している業界の組合団体が雇っている、トサ回り専門「おかかえ医師団」なのだろうか。内訳は多分ドクター1人、あとは看護婦2人、検査技師が2人だと思うが、皆若い人達ばかりで、仕事ぶりも、病院の勤務医さんたちとは違って、なんか楽しそうだ。

地方・過疎地域の医師不足が叫ばれて久しい。我が町でもいろいろあって、産婦人科と小児科の診療がストップしてしまった。その公立病院はいつ行っても満員人手不足で、2時間待ち3時間待ちもザラである。外来だけではなく、入院病棟では夜勤アリの勤務が勿論あるわけで、ナースさんたちはさぞかし激務だろうと思う。私が入院して「72時間連続点滴」を受けたときも、夜中でも朝方でもちゃんと点滴の切れる時間に来て処置していってくれていた。白衣の天使と言いながらも結構「ガラッパチ」のオバチャンが多かったが、その明るさにも頭が下がる思いである。

健康診断の「謎の医師団」を、批判するわけではないが、せっかく馬鹿じゃなれない職業に就けたのだし、本当に困ってる現場の最前線へ、来ていただけないモノかと思ってしまう。勤務時間はハードだし賃金も東京の大病院のほうがはるかにいいだろうし、医療は仁術という理想論だけでは済まないのはわかっているが、それでもやっぱり「医は奉仕」の心を、今一度刻んで欲しい、お医者さんや看護婦さんが、サラリーマンのナリワイ稼業と一緒の心がけでは困るし、そんな方はいないと信じている。

しかしホントに下剤が必要なのかしらん??