五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

楽器中年の大人買い

バンドでレパートリーを数曲レコーディングした。夏のイベントの主催者に提出するデモテープ作りの為と、まあ中間的な反省のためだ。

都会ならば貸しスタジオ等を利用するのだろうが、我が田舎の村にはそんなものはない。ので、練習場となっている山小屋に、メンバーそれぞれがアンプやら録音機材やらをすべて持ち寄って行うわけだが、その機材の量と質が、結構なものになる。ドラムのK氏はフルセットの他に、何故かP.A.(コンサート用のデカイスピーカー&ミキサーね)も持ってるし、リードギターのO氏も、自作のギターをはじめエレキだけで7~8本、アンプも数個持っている。ベースのT君にしてもそう。ベース5本にエレキ2本、シンセが2台と、必ず皆複数の楽器、機材を所有し、一本の楽器を大事に、ってな律儀なヤツは誰もいない。

で、今日行ったら、新しいミキサーがどーんと置いてあった。軽く20万ぐらいはするやつだ。O氏が買ったらしい。「どうしたのこれ? ひょっとしてきょうの録音のために買ったの?」「いや、酔っぱらって楽器屋のホームページ観てたら欲しくなっちゃって……で、どうせ買うならある程度のいいものをと思って」・・・・案の定奥さんには内緒らしい(爆)に、しても、ぽんと買えるとはうらやましい限りだ。

三つ子の魂百までも、楽器少年の魂=「欲しい病」も百までも、である。学生時代一番バンド活動に命を燃やしていた頃、私などもそうだが、メンバーも皆貧乏で、楽器屋さんの陳列棚でため息つく毎日だった。その欲求不満が、中年期、子供にもある程度手が掛からなくなって、時間と金銭に多少ゆとりが出てきたとたんに、暴発する。これが「楽器中年の大人買い」現象である。

これはもう、バンド経験者を配偶者に持った方は、ある程度はあきらめて頂くより仕方がない。親父の道楽であるが、女性の方もなかなかどうして。昔キーボードをやっていた知り合いのN嬢も、息子が中学に入った記念にといって(理由が無茶苦茶)シンセやらアンプやらパソコンやらで一気に百数十万買ったそうだ。この場合、ダンナが泣くのだね(苦)

ともあれO氏の新しいミキサーと、私が持ってる多重録音デッキとで、無事録音してきました。

えっ? どんな感じか聞かせろって? それは……オリジナル曲でないカバー曲なので、ネットで公開するとちょいと面倒なのですわ。でも、聞きたいという奇特な方には内密で(苦笑)アドレスをお教えいたしますので、このスレに「聞かせろ!」と書きこんでおいて下さい。追って連絡させていただきます。へたくそでへろへろの演奏で笑えます(爆)