五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

玉置浩二「田園」

・・・・バンド練習でした。

高中正義とかカシオペアとかスクエアとか、いわゆるフュージョンと呼ばれるインストをやってます。こういった音楽の全盛期は80年代で流行からは激しく遅れていますが、やっぱテクが必要っすね~、ど~すんだろオレ(><)

と、それとは関係無しに・・・・

玉置浩二の「田園」という曲があります。もう何年も前の曲ですが、この間ラジオで久々に聞いて、いや、まったく名曲だなと思いました。ことにその詞、思想がすばらしい。

「生きて行くんだ、それでいいんだ」という、超ポジティブなサビ。人は、自らの置かれた環境で、毎日精一杯頑張っていれば、それだけで気高いのだ、と言う内容です。隣の芝生をうらやましがったり、お金や地位名声などにとらわれたりなどもってのほか。まさに「清貧農民の思想」を歌にしたような詞です。

で、不意に思いだしたのが、この人は北海道出身だったな、ということ。なるほどこれは、開拓移民の思想かも知れないな、と思ったわけです。厳しい北の大地でも「ここで生きていくんだ」という決意。仲間と家族と、額に汗して働くことの尊さとプライドが、詞の裏に見え隠れする。

東京で、いわゆるカタカナ職業などの人達が、文化の担い手となっている現代日本。そんななかでこの「田園」と言う歌は、私達に何か「違うんだぞ!」と言っているような、気がしてなりません。