五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ナリワイがフイになるとき

9月まで間があいてしまった。

相変わらずナリワイが忙しい。この不景気に有り難いことだが、その忙しさがなんというか「無駄に忙しい」感じがするのだ。お客のダメ出しが遅くて、しかも2転3転して、作業が後戻ったり、フイになったりという、悪いパターンで忙しいのだ。

ま、宣伝広告業にはつきものの話ではある。私なんぞは客先営業はやらないので、ゼニの話は知らないよで通せるのだが、それでも、赤字こいちゃうのではないかと心配してしまう。同僚でも若手の連中には、こういう、自分のやったことが無駄になる経験は、心底脱力するだろうし、腹立たしく思うだろう。

それでも、客が「これこれこういうものを作る」と決めてから仕事が発生する広告屋は、まだいいのかもしれない。ゼロからの商品開発や新製品の企画とか、そういうのに携わっている人の場合はどうだろう。例えば、苦労して立てた企画が、根っからダメになった時は、どんな感じなのだろう。浴びるほど酒を飲んで忘れて、また何事もなかったように、また次に挑む。こんなことがオレに出来るのだろうか。

いい加減早く終わらせたい。ちょいと嫌なJOBである。