五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

民間委託図書館については……


・・・民間委託図書館については、頑張って欲しいと書いたのだが……。

 

■『伊勢物語』『カラマーゾフの兄弟』は「旅行書」?1日にオープンした海老名市立中央図書館で選書に続き蔵書分類も疑問相次ぐ。

http://getnews.jp/archives/1177119

 

■海老名市立図書館、書籍検索「やまなし」

https://ebina.city-library.jp/library/switch_detail?id=70223

 

ホントだ。宮沢賢治が山梨の旅行記を書いたことになっているのかな?文学史を覆す大発見だ(笑)

 

<原因は、図書館の書架分類に使用される日本十進分類法を無視して、書籍のタイトルを機械的に判別したことにある>

 

このデータベースを治すには、また金と時間と人手がかかる。ツタヤが出すのか、それとも市民の血税か。「この方式で行こう!」と決断した上司は、普通ならクビが飛ぶ。いや愉快なお笑いを提供したから表彰かな(皮肉)

 

冗談はさておき、こうなることはハナから目に見えていたはず。それを阻止できなかった体制というか、市側の「民間に従うんだから、事を荒立てない」姿勢も良くない。

 

ただこういう、公を民間委託していくことは、世の流れで必要なことだと思う。失敗を糧に改善していって欲しいです。……と、でもこれ、佐賀県武雄市図書館の二の舞いで、反省が何も生きてなかった結果なんだよなあ。(苦笑)