五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

のっぽさん。


・・・昨日は台風で大変でした。私はズルして有給とりました(笑)。皆さんは大丈夫でしたか?


あと昨日は、ホッカイド東方面の某ネット友さんが、入院手術を受けられました。早いご快癒を祈念いたします。


・・・さて、国営教育テレビで、懐かしの「のっぽさん」が出ていました。自分の劇団でのミュージカル公演の練習風景と、インタビューがありました。


高見のっぽさん公式サイト

http://www.nopposan.jp/


■ミュージカル「ありがとうグラスホッパー

http://www.grasshopper-musical.com/


「♪年をとったって、年をとったって、悪いことばかりじゃないぞ♪」自ら脚本と作詞を手がけ、75歳でも華麗にタップを踏み、おおらかに歌うのっぽさん。なかなかに感激します。講演会で、幼稚園・保育園の保母さん保父さんを対象に、劇の指導法をレクチャーして様子も移りましたが、「ライオンはこんな感じ!」とか実演してみせる、バイタリティがすごい。参加した保母さんたちが皆、もう瞳をキラキラさせて「すごかった~」と絶賛。


インタビューも素敵でした。「今世の中は、本当にギスギスした、すさんだものになっている。会社は「もっと儲けたい」と言い、みんなは時間に追われ、ゆっくり人と繋がることも出来ない。僕はこんな世の中を、次の子どもたちに渡したくないです。」


「僕は5歳のとき、大人たちが子供だましに言う嘘や、適当なはぐらかしは、全部見抜いていました。子供はわかってますよ。だから「できるかな」にしても、このミュージカルにしても「子供向けだから適当に」は一切ない。それは僕のひそかな誇り。」


優しいイメージののっぽさんですが、その話口調は、少し下町の「べらんべえ調」が入って、けっこうせかせかしてます。神経質で頑固そうですし、意外とおちゃめでちょっと意地悪で、そんな人格が見え隠れします。


「のっぽさんというキャライメージに、一時は苦しみました。俺は俳優なんだ、ってね。でも今はもう、「のっぽさん」でいいです(笑)」


いつまでもお元気で。(^^)