五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ピアノコードの勧め


■「ピアノコードの弾き方がよくわかる!ページ」

http://www.geocities.jp/mamopage/


非常によく出来たページです。作者さんは大人になってから独学でポピュラーピアノをはじめられたらしい。譜面や理論を極力少なくし、使う音域をおもいっきり削って(ちょっと大胆すぎるところもあるけど)、初心者に本当にわかりやすいと思う。実はこの間、ここからダウンロードできる「ピアノコード表」を使わせてもらって、初心者(いとこ夫婦の長女中学生・・・ああ第2世代よ!)に、ちょっとだけピアノコードを教えた。本当にクラシックではこういうのをまったくやらないらしく、コードの仕組み、メジャーコードとマイナーコードの違いとか、セブンスとかシックスとかの意味を教えると「へえーーー!」とか感心しきり。ちょっと鼻高々だった。(笑)


今でもあると思うが「歌本」……ヒット曲ン百曲の歌詞とコードネームが載ってるすごい分厚い本……が、私たちギター少年の友だった。放課後の音楽室で、4人ぐらいで集まって、ジャカジャカとギターをかき鳴らし歌う。そのときのガイドとなるのは「歌本」。コードを覚えると、こういう宴会乗りで、仲間とセッションが出来るのだ。今の人はカラオケ屋にいくんだろうけど、私らおじさんが子供の頃はそんなのは「夜の街」にしかなかったし、考えられなかったからね。ただピアノの場合はそう簡単に行かない。どうしても理論を通らないといけない部分がある。何より楽器がでかい。手軽には弾けない。でも今は、ポータブルキーボードもいいのがあるし、乾電池いれて外にも持ち出せるでしょう。


とにかくフォークやロック屋にとっては「コード」というものは、音楽の秘密の扉を開ける、第一歩だったのだ。


クラシック音楽ご専門の方を、どうこう言う意図は無い。でもクラシックの方でも、ポップスを全く聴かない人は居るまい。今のJポップなどを聴いて、「あ、この曲弾いていてみたい!」と思った経験もおありだろう。クラシックピアノに少しでも染まった経験が有る方はなおさら、今からでも「コード」伴奏に取り組んでみてはいかがだろうか。私はそれで、世界が広がりましたから。