フィギュアスケートGPシリーズ中国大会

・・・うぉほいっ。フィギュアスケートGPシリーズ中国大会女子、終了です。優勝はキム・ヨナ。安藤は２位でした。残念。

先にキム・ヨナから。細かなジャンプの減点が取られたようですが、私のような素人目にはわかりませんでした。技術・表現力とも昨年より確実にすごくなってます。自信を持って試合に臨んでいる感じ。今回の優勝には文句も付けようがありません。地元韓国でのファイナル出場決定です。

が、しかし、今回は音楽とプログラムが、個人的に気にいらない。特にショート「死の舞踏」のデモーニッシュな狙いは、表層的で底が浅い。彼女には合ってない気がする。振り付けも、彼女ならもっと、魂の奥底からわいたような表現が出来ると思う。GPファイナルはこのプロで取れても、世界選手権でそのへんのミスマッチが露呈するんじゃないかと。

安藤美姫ティ。２位だが、昨シーズンのダメダメぶりからは雲泥の差。跳べてるし踊れている・・・いや舞踏表現に関してはこの人はもともとやや雑で「踊り心がない」と言われているが・・・それでも、本人も少しずつ手応えを感じてのシーズンだと思う。仮にGPファイナルに進めなくても、全日本～世界選手権は、逆に期待が出来るんじゃないかと思う。幻の４回転も、来春にはありうるかもしれない。自分もそれで盛り上がれるなら、大いに気を持たせて吹聴したら良いと思う。

他の選手ではノーミスのワグナー選手、それとロシアから若手のレオノワ選手が良かった。特にレオノワは人気が出そう。スルツカヤ引退後ロシアは選手がちょっと出ていなかったので、頑張って欲しいと思いました。

来週は真央ちゃんが、どうなるかだね。