五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

パソコンへの歌の録音


えー今回は、ネット上でヴォーカルをやってみたい人のために、「パソコンへの歌の録音」について、主に機材面にから、ちょっと書いてみます。偏見が入るかもしれませんが、歌ファイルを受け取ってミックスをする立場から、私なりの考えを。


USBオーディオインターフェイス


もちろん、パソコンには普通、横っ腹にマイクジャックが付いています。そこにマイクをつないでも録音は出来ますが、やっぱりノイズも多く音は悪いです。せっかくの歌ですし、ここは是非「USBオーディオインターフェイス」というものを導入してみましょう。文字通り、USB端子から録音するための仲立ちをする機械です。例えばこれとか。


エディロール・UA4FX

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=301%5EUA4FX%5E%5E


ちょっとお高いですか? でもこれがあるのとないのでは音が断然違います。ネット上で、自分の作品として、これから何年も、何曲も、歌を人に聞いてもらうなら、まず考えてみて欲しい筆頭ですね。


■単一指向性ボーカル用マイク


次、マイク。これも「単一指向性ボーカル用」と書いてあるものを導入して見ましょう。ピンからキリまでありますが、定番マイクは、例えばこれとかです。


●シュアー・SM58

http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=662%5ESM58%5E%5E


これもお高い? ですよねえ(困)でもネット上で自分の作品として残る以上は(以下略)マイクは千円ぐらいのもありますが、やはりおもちゃです。せめて五千円以上ぐらいからは考えて欲しいところ。


■録音ソフト


これはフリー・無償のいいソフトがあります。わーい(^^)


●Audacitry

http://audacity.sourceforge.net/download/


あちら製のソフトですがメニューは日本語になってます。これは「多重録音・多重トラック編集」が出来るところが強みです。つまり、カラオケファイルをトラック1に読み込んで再生しながら(ヘッドホンで聞いてね)トラック2に歌を録音できる。場合によってはトラック3以降にコーラス・ハモリも録音できる。で、それぞれを別個にmp3ファイルに書き出せるという、これでタダなのは申し訳ないようなプログラムなんですわ。(mp3の読み書きには、プラグインと呼ばれる追加ソフトが必要。ですがそれもフリーです)


ただし!一部メディアプレイヤー最新版との相性が悪く、動作が安定しないというのもあるようです。これはヴァージョンアップを待つしかありませんね(泣)でもそれでも、有難いソフトですよ。


■歌ファイルのやり取り


さて、出来上がった歌を、別の場所に居るプロデューサーに、ネットを使って送るのはどうするか。近年は光回線を導入されている方も多く、容量が大きい音声ファイルのメールでのやりとりも可能になってきました。ですがやはり、どこかのサーバーに一時的にアップして「お願い!こっからダウンロードして!」と頼むのが、やさしいやり方です(笑)


そこで、私がよく使うのが、ここです。


●100MBファイル無料転送サービス「データ便」

http://www.datadeliver.net/


ここは「転送」と書かれていますが、言ってみれば「ネット上の私書箱・一時預かり所」ですね。出来上がった歌ファイルを、サーバー上にアップロードする。と、相手には「こういうアドレスでファイルを預かってますよ」という通知が行きます。相手はあとから、そこのアドレスにファイルを取りに行く、というわけです。


あとは、ボーカリストは、自分の歌が作品となるのを待つだけ、となりますね。

以上、こんな段取りで、私はネット上で音楽制作をしています。