五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

今年の笑顔、今年の歌

■選ばれたキャンパスクイーンの笑顔

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071223-00000010-maiall-ent.view-000

よりも、

フィギュアスケート武田奈也選手の笑顔

http://digineko.blog97.fc2.com/blog-category-75.html

の方が、数千倍も数万倍も可愛いと思うんですけど(#^^#)

・・・って、朝から失礼しました。笑。

えー、年末テレビの音楽番組を、ことしは意識して観ようとしてみましたが、どうにもやはり閉口しますね。顔ぶれが各局同じ、しかも伴奏はカラオケ=バンドはあて振り、のケースがほとんど。今始まった事じゃないけど、仕方ないんでしょうかねえ。昨晩の日テレで藤原紀香司会でやっていた番組でも、唯一教会で収録したコブクロだけがちゃんと演奏していました。割り切ってみるべきだと言われるけど、明日の小田和正の番組とか、ちゃんとホールでの演奏を収録したものを聞いてしまうと耳が肥えてしまう。やっぱりテレビは駄目だ、となってしまう。

しかし、今年の年間ベスト3曲、は、私も、

■01、コブクロ「蕾」

■02、ミスターチルドレン「旅立ちの歌」

■03、桑田佳佑「明日晴れるかな

で、文句はないです。特にコブクロのこの曲は、日本歌謡史上に残る名曲だと思う。今は亡き人の思い出を、はっきり誰々とは一切言わずに、「花」ではなく「つぼみ」に仮託する着眼点、和風でありながらソウルフルというメロディー、歌唱も素晴らしいです。

ミスチルは、もう全霊で作り歌う桜井くんの姿ですね。彼を観ていると何か、幼少の頃に結構な挫折体験でもあったのかしらと思ってしまう。「世界」というものにへこまされ、一度は信用できなかったけど、もういっかい信じてみようか、というような、傷ついた再起の意志みたいなものを感じる。

桑田氏は、われわれ世代が学生時代に憧れたトップアーティスト。この歌も深いトラウマ体験を歌っているとしか思えない。状況はもうどうしようもないんだけど、自分はまだ生きていて、ただ「明日晴れるかなあ・・・」と思いを馳せている。ある意味宗教。日本の音楽は、こんな深い感情まで表現できるようになったんですねえ。しみじみ。