五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

健康は机上カルテの数勘定

■「七人のメタボ侍」ランニング中死亡…伊勢市長発案の減量企画

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070818-00000101-sph-soci

・・・本末転倒だこれじゃ。健康になろうとして死んじゃったら何もならない。加減というものを守らない自己責任なのだろうけど、実質公務でダイエットしているようなもので、これは市長の責任って問われないのだろうか。

最近の医学、健康は、皆なんでもかんでも数字で表される。これが逆によくないと思う。数値なんざ目安に過ぎない。デブでも病気知らずで元気で健康、って人はたーくさんいる。そんな人ですら内臓脂肪がどうだとかコレステロールがどうだとか理由をくっつけられて、病人に仕立て上げられる。マスコミは医師会に袖の下をもらってつるんでるんじゃないのか?

この間もちょっと入院中の叔父の病状経過のインフォームド・コンセントを、たまたま病院に居合わせて聴く機会があった。分厚いカルテには表、折れ線グラフ、円グラフ等を駆使した「検査結果の数値の嵐」で、「こういう数字が根拠だからこれこれこうだ」と医者に説明される。それは見事なものだ。しかしそこには、何か血の通った触れあいもない。肉体を預けて治して貰っている実感が感じられないのだ。これならまだ、顔色を見てもらって脈を取ってもらって、あいまいでも経験則から診断されたほうが安心するぐらいだ。

みんな、ヤブ医者の数字羅列のダイエット論とか、ビリーとか言う外人俳優さんのシェイプアップ体操なんざ信用するな! 節制とか運動は体に悪い! 食いたいもんを食ってやりたいことをやって言いたいことを言って、日々笑って暮らせば、それが最大最高の健康法なのだからね!!