五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

【訳詞】The Kinks「Waterloo Sunset 」


D


ウオータールー駅の夕暮れ/ザ・キンクス

(作詞作曲:レイ・デイヴィス)


よどんだ古い河が 夜に向かって流れ

人々は忙しく タクシーの薄暮灯に目眩がしそう

友達が要らない訳じゃないけど

ウォータールー駅の夕暮れを眺めている限り

ここはパラダイスだよ


毎日僕は、窓から世界を見下ろしている

底冷えする、ウオータールー駅の夕暮れを


テリーとジュリー、金曜の夜には駅で待ち合わせ

僕はと言えば出不精で、大概夜は家に居る

友達が要らない訳じゃないけど

ウォータールー駅の夕暮れを眺めている限り

ここはパラダイスだよ


毎日僕は、窓から世界を見下ろしている

底冷えする、ウオータールー駅の夕暮れを


何万もの人々が、虫みたいに地下鉄に吸い込まれて行く

テリーとジュリーは川を越えて、静かな場所へ行くのだろう

友達が要らない訳じゃないけど

ウォータールー駅の夕暮れを眺めている限り

彼らにとっても、ここはパラダイスさ


ビートルズストーンズと並び称される、英国ロックの老舗バンド「キンクス」。レイ・デイヴィスの人を食ったような、ちょっと癖のある音楽性が売りでしたが、この曲はしっとりとした夕暮れの情景を美しく歌にしています。