五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

日本のウェブデザインは


・・・これはなかなか面白い記事だ。


■日本のウェブデザインはなぜこんなにも世界と違うのか?

http://thebridge.jp/2013/11/why-japanese-web-design-is-so-different


つまりは日本のウエブサイトが「ごちゃごちゃして見づらい・センスが悪い」というのだ。ヤフーでも楽天でも、とにかく所狭しとバナーを並べ、あらゆる情報を詰め込もうとしていると。


その原因はここにも書いてある通り、言語構造の違い、文化の違い、詰め込めるだけ詰め込まにゃ損だという島国根性が(爆)現れていると思う。


漢字にしろひらがなにしろ、日本語は1文字が正方形の枠に入るようにデザインされている。それを普通に並べても、外人さんにしてみればのっぺりした、メリハリの無い=センスの無い物体にしか見えないだろう。それを解消すべく、デザイナーはフォントを太字に替え色を付け工夫するが、それを細かくやればやる程ごっちゃになり、視覚上逆効果になったりする。


文化的にも日本人は、一撃のキャッチコピーよりも、それ以降の詳細な説明文を好む。詳しく書いてあればあるほど、手間暇を掛けて貰っていると思って安心するのだ。上役に書類を出す時も、無能な上役ほど、簡潔な書類を嫌い、例え内容が無くても、詳細に書かれていればそれでオッケーだったりするのだ。


これはもう、日本人のDNAというか、何千年築き上げてきた血の問題だ。


じゃあ例え多少内容の詳細さを欠いてでも、少しすっきりしたサイト作りを心がけるべきなのか。難しいところだ。自分も楽天や、大手楽器店等のあの酷いバナーの嵐は何とかして欲しいと思う。しかしやっぱり自分も日本人、きちんと細かく伝えられた情報を見たい。そして何より、こういう外圧に押されてポリシーを寝返るのは、なんと言っても屈辱だ。ごちゃごちゃ結構、伝える物を伝える方が先なのだと、開き直りたい心境もある。


でも楽天サイトは開きたくないけど(笑)