五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ギブソン社に捜査!

■ギターのギブソン社に捜査!環境保護問題の波でギター業界に危機?

http://www.nikkei.co.jp/category/offtime/eiga/music/article.aspx?id=MMGEzw001002092011


マダガスカル島でのエボニー(黒檀)伐採に違法の可能性ありか。エボニー材は仏壇とかにも使われる超高級材で、ギターの指板に使われる。硬く強く汗にも強いという。もちょっと安い材にローズウッド(紫檀)ってのがあって、通常のギター指板はこっちが多い。これでも十分と思うんだが、こだわる奏者には違うんだろうなあ。


生ギターのボディ表板に使われるスプルース材(蝦夷松)やメイプル(カエデ)なんかは大丈夫かな。あれは北米、カナダ産とかだからまだ豊富なのかな? 熱帯材ではマホガニー材のほうが貴重なのかな?


ギターやバイオリンの材質は音に直結するし、いい材の楽器をより安くって、矛盾した欲求は私にもあるけど、やっぱそれは虫のいい話になるのかなあ。


エレキギターなんかは、生楽器ほど材は音に関係ない、という人と、いや材も大いに関係するよ、という人とが居る。同じアンプ、同じ電装系で、材だけ違う楽器があるとする。弾き比べもやった事があるが、私の耳でも音の違いってわかるんだよね。ただそれが、大きな違いなのか微妙な違いなのか、というと、これまた主観の問題なんだけど。


そこが地球規模の環境問題ともなると、また様相も一変するので困ってしまう。「それこそ無駄な物欲。環境破壊が叫ばれ、しかも震災後、つつましい暮らしに新しい価値観を見いだそうという昨今。アマチュア下手くそが一丁前の楽器なんか持つな」って言われそうだ。苦笑。


タバコ700円でもいいんじゃね発言もそうだが、嗜好品・贅沢品を好む奴は、言ってみれば余裕のある成金で、そういうものはどんどん値上げしろ、って風潮も出て来たのではないかと思う。確かにその面もあるのだが。今に、音楽CDとかオーディオ装置とかもそう言われて「CD一枚一万円、ミニコンポ一式三百万円、ナーーンて時代が来るかもしれない。ぶるぶる。