五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ブレッド&アル・クーパー


訳詞をまた2曲ほどやります。最初は前にも紹介した、甘口ソフトロックのバンド。


■ブレッド「愛の分かれ道」(1972)


D


Baby, I want you.

Baby, I need you.

僕の心の痛みは全部君のせい

おかしくなって

君無しでは1日だって……


生きられない

助けてくれ

暗闇からその光で導いて

祈ってるんだ

いつも君が傍らに居てくれますように


こんなに心が乱れるの、何故さ?

僕を笑わせ泣かせて突き落とす

そんな君を……


Baby, I want you.

Baby, I need you.

長く探していたんだよ君を

Baby, I want you.

Baby, I need you.


次は、ボブ・ディランのバックバンドから、数々の「スーパーセッション」企画などで名をあげた、本職はオルガン奏者の人ですが、非力ながら歌も泣かせるんです。


アル・クーパー「紐育市~お前は女さ~」(1971)


D


「ちょっと入れてくれ、そしてよかったら

 歌を聴いてくれないか、君だけに歌うから


ニューヨークシティお前は 女のようさ

冷たいあばずれの 名前が似合う

それでも僕は 離れられない

ネオンに群がる 虫みたいに


生きていく悲しみ 恥と裏切り

幾度も僕は 罪を犯した

それでもお前は 見捨てなかった

ニューヨーク僕は お前の鼓動さ


起きあがっても 倒れても

鏡の中には 道は見えてた

だからどうか 止めないでくれ

ここが結局 終の棲家さ


田舎道なんか ご免こうむる

僕はこの街で まだ負けちゃいない

ひざまづいて 名前を呼ぶよ

ニューヨークお前は 僕の一部


ニューヨークお前は 女のようさ

冷たいあばずれの 名前が似合う

それでも僕は 離れられない

ネオンに群がる 虫みたいに

僕の心臓 僕の一部