五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

ムラの和

■全国初「赤ちゃんポスト」設置へ 熊本市の慈恵病院

http://www.sankei.co.jp/news/061109/sha013.htm

・・・「捨て子を助長するのか」「虐待したり殺したりするならまだマシ」性や中絶の問題と命の問題がからみ。賛否両論ある難しい問題です。育児困難の問題は貧困理由などで昔からあったことで、イタリアなどでは教会などにこういう「捨て子窓口」があったそうです。日本でも、里子、養子縁組は珍しいことではありませんでした。ただそういったことを、賛否ありながらも請け負ってきた地域社会の絆は崩れてしまった。その崩れた地域の繋がりを取り戻す。チームを、ムラの和を取り戻すことの方が、むしろ深刻に解決すべき問題ではないかと考えます。

■学問でも優秀、宮沢賢治の卒論初公開

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061109-00000502-yom-soci

晩年宮沢賢治は、詩作、童話執筆と同時に、花巻の農村の土壌改良・肥料の開発にも取り組んでいました。仲間数人と開発した肥料をあちこちセールスに回ったりもしています。市井に土に生きた詩人だったのです。人々の和の中に、賢治は居たのです。