五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

こんな雨から、おかえりなさい。

また訳詞です。メリサ・マンチェスターの(カム・イン・フロム・ザ・レイン)私の大好きなアルバム「Better Days & Happy Endings」(1976)からの曲です。

メリサ・マンチェスターはニューヨーク派のシンガーソングライター………だっったんですが、最近は自作曲を止めてラスベガスでショーをしたり、女優さんをやったり。ちょっとロックやヒットチャートとは距離を置くようになってしまいました。

作詞のキャロル・ベイヤー・セイガー。このひとも自身のアルバムも出してます(歌は……日光の手前、笑)でもメリッサとのコンビで何曲も名曲を書いています。ちなみに現在は、これも超有名作曲家、バート・バカラック奥さんのはずですが。離婚のニュースは聞かないので、円満息災なんでしょう。笑。

曲はもう正統派のどバラード。長いこと出ていってたくせに、雨の中ずぶぬれで帰ってきた男を、最初はちょっと皮肉は言うけど、それでも黙って向かえる女の歌。何か演歌みたいですね(笑)でも優しい歌です。


■Come in from the rain


Well, hello there

Good old friend of mine

You've been reaching for yourself

For such a long time

There's so much to say

No need to explain

Just an open door for you

To come in from the rain


It's a long road

When you're all alone

And someone like you

Will always through a long way home

There's no right or wrong

I'm not here to blame

I just want to be the one

Who keep you from the rain

From the rain


And it looks like some disguise

Now that I know you're alright

Time has left us older

Wiser, I know I am


'Cause I think of us

Like an old cliche

But it doesn't matter

'Cause I love you anyway

Coming from the rain

Coming from the rain


■こんな雨から、お帰りなさい(カム・イン・フロム・ザ・レイン)

作詞:キャロル・ベイヤー・セイガー

作曲/歌:メリッサ・マンチェスター


あら、こんにちは、私の古いお友達

ずいぶん時間を掛けて、やってきてくれたのね

色々言うこともあるでしょうけど

まずは何も言わないで、お入りなさいな

こんな雨から お帰りなさい


長い道のりを、たったひとり

あなたはいつも そんな風に帰ってくるのね

正しいのか、間違っているのか

責めるのはやめておくわ

今はただ、あなたを雨から守ってあげたいだけ


何か変身したようだけど

あなたが今は大丈夫になったことはわかるわ

時は私達2人を、ちょっと老けさせたけど

賢くもしたのよ


古い常套句の繰り返しのように

色々な思いはめぐるけど

でもそれはもう どうだっていいの

とにかく、あなたが好き

こんな雨から、お帰りなさい

こんな雨から、お帰りなさい