五線親父の縁側日誌

永遠の70年代男・テリー横田の日誌です。

筆者は田舎の初老爺、下手の横好きアマチュア作曲屋、70年代洋楽ポップス愛好家、70年代少女漫画愛好家、
女子ヴァリボ&フィギュアスケートオタ、Negicco在宅応援組です。

アイドルと言うにはちょっと違うが

このところ、アイドルと言うにはちょっと違うが、女性アーティストのミニアルバムを数枚購入しました。これがすごくよかったので、再度紹介します。
 

原田珠々華「プレイリスト」

アルバム「はじめての青」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PP2VX7S
元アイドルネッサンス。16歳のシンガーソングライターとしてデビューしました。一昨年頃からツイッターに頻繁に弾き語り動画を載せていて「ああ本当はこういうフォーク系の自作自演でやりたいんだなあ」と思っていました。解散を機に満を持して自作曲を発表。これが侮れない。特に歌詞は完全に借り物のない自分の言葉で、恐るべき才能だと思います。


南端まいな「君のピュアネス」(これはアルバム未収録の最新シングル)

アルバム「Clarity」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07N3ZZ22K
上記原田すずちゃんと同じ元アイドルネッサンスではハモりも担当だったらしい。失礼ながらグループでは3番手4番手の位置だったのかな?でもソロアルバムが聞いてびっくり、ちょっと線は細いけど清楚で綺麗で、歌の世界観というかキチッと表現できてかなり聞かせます。今年イチ推しかもしれません。


■Farewell My L.u.v「Gloomy Girl」

アルバム「DONT TOUCH MY RADIO」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07SKH53CF
名古屋の芸能スクールの中学生アイドル。何故こんな子供グループが本格的なファンクやレゲエもやりきっているのか!でもって曲が恐ろしくいい!このまま育ったらすごいグループになるぞと思ったら、なんかセンターの子が脱退して別なロック系のところへ移籍したらしい。残念!でも残り二人もすごい才能なので頑張ってほしいです。

「釣りよかでしょう」にハマり中

YouTube「釣りよかでしょう」目次
https://www.youtube.com/user/yoorai0121/videos
■魚を捌くYouTuberはなぜ人気?(全2P)
https://realsound.jp/tech/2019/01/post-311111.html
 

実は私もドはまりしています。釣りなど全く興味なくやる気もないのにねww。
 

魚捌き動画は「グロ観たさ・破壊殺傷欲求」の現れだとか言う人もいる。でもそう言い切ってしまうのは違うと思う。子供の頃カエルを捕まえて解剖したりした経験者は多いと思うが、あれは人間に元々備わってる「生と死への解明要求」だと思う。ネガティブな衝動とは決して言えないんじゃないかなあ。釣り人や漁師は、命に触れるからこそ、その大切さが解るのでしょうしね。
 

でもここ「釣りよかでしょう」は、捌きメインじゃなく釣りの動画チャンネルだ。九州の佐賀県の連中なのだが、仲間が六人いて、皆で釣りに行って、わちゃわちゃと楽しみ協力し合いながら釣り上げ、釣果を喜び合い、また皆で料理して皆で食べる。この仲間感・友情感、大の男どもが無邪気に遊ぶ感が素晴らしいのだ。登場人物たちも「漫画的にキャラが立って」いる個性派揃いでそこもいい。でもって九州の片田舎で方言丸出しなところも素敵。地元の自然とか、ノスタルジーをもびしびし刺激してくれる。
 

さらに、釣りの専門的な用語やテクニック等を極力廃止して(まあどうしても必要で出てくる場合もあるが…)釣りに興味がないド素人でも解るように、面白く見られるように作ってある。ここが凄いとこである。リーダーのよーらい氏の徹底したコンセプト指導だと思うが、「釣りは「道」にしちゃダメ。皆がわかるエンタテイメントなんだから。」という言葉で、びしっと貫かれている。
 

そして、ここが私的に重要なのだが、彼らは釣りの他に、時々バンド活動もやっている。六人のうち半分の三人がG、B、Dsで残りは楽器はやらないようだが、それでも楽しくコーラス等で参加している。で、彼らの音楽指導役(?)兼釣り仲間:地元で活動するプロのシンガー・ソングライター「エガちゃん(江頭くん)」という男が登場するのだが、彼の作る音楽・歌いぶり・キャラが、これまたいいのだ。失礼ながら見た目は港湾労働者みたいで(笑)仲間からもゴリラ呼ばわりされている。でも優しい性格で全然怒らない。ほんでひとたび歌い出せば男らしく力強い歌声でびっくりするほど。そんな彼の指導で、メンバーの楽器の腕も少しずつ上手くなって行く。その様子を見ているのも楽しい。
 

芸能人との付き合いもある。釣り好きとして知られるヴァイオリニスト・葉加瀬太郎氏がこのチャンネルのファンで、いろいろあってお付き合いが始まり、年に数回佐賀に来て釣りをしたり、エガちゃんの歌を東京のスタジオで正式録音する口利きをしてくれたり、私心なき交流の様子も動画になっている。他に女優の尾野真千子、俳優のつるの剛士も、たびたび佐賀を訪れ、彼らと釣り&料理を楽しんでいる。
 

とまあ、やるせない現代が失いかけた、自然と、その中の人間の友情と触れ合いがいっぱい詰まった動画チャンネルだと思う。なかなか入り込みづらいかもしれないが、スーパーお勧めしておきます。

テリーの独善的「オールタイム・ブラジル音楽名盤ベスト12」

ここ数年ブラジル音楽を鬼のように聴きまくり?だいぶ勉強も詰んだなと自負出来るようになってきました。ので、この企画を書いてみたいと思います。さーていくぞー!!


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1位:トッキーニョ&ヴィニシウス「一滴の幻影」
Toquinho & Vinicius-Um Pouco De Ilusão
(BossaNova 1980)
■喜びの奴隷:https://youtu.be/UymzqUTKF0s
ボサノヴァの大作詞家ヴィニシウスと、親子ほど年が離れたギタリスト・作曲家トッキーニョによるデュオ。1980年、このアルバム制作中にヴィニシウスが亡くなり、奇しくも遺作となってしまいました。ボサノヴァの懐古的な雰囲気と現代性が両立した傑作。現在はちょっと入手困難で残念。


2位:イヴァン・リンス「ノーヴォ・テンポ」
Ivan Lins -Novo Tempo
(MPB 1980)
■表題曲;https://youtu.be/auVytLbKXdU
ブラジルでは珍しいキーボード&歌のSSW。美メロにハイセンスなコード進行、ともかく作曲能力が素晴らしい。声も豊かで音楽世界がぶあーと広がるのが見事です。


3位:カルトーラ「愛するマンゲイラ」
Cartola-Verde Que Te Quero Rosa
(Samba 1977)
■生まれ出ずる歌:https://youtu.be/9HJQQtsiqfA
老舗サンバ団体マンゲイラの重鎮として、アマチュアながら昔から活動していたレジェンドが、60歳過ぎて録音した3枚め。格調高く悲哀と祈りにあふれた歌は、最上のシャンソンにも負けません。


4位:マリーザ・モンチ「アモール・アイ・ラヴ・ユー」
Marisa Monte-Memórias, Crônicas e Declarações De Amor
(MPB 2000)
■Amor I Love You:https://youtu.be/Gc1wYPUdpgM
現代のブラジルを代表する美人SSW。共作者Prodのカルリーニョス・ブラウンと共に、ロック的な味わいがありつつも、古き良き伝統にも怠らない。


5位:カエターノ・ヴェローゾ「リーヴロ」
Caetano Veloso-Livro
(MPB 1997)
■俺に構うな:https://youtu.be/Mqx8fe7v7po
ブラジルを代表する最ヴェテランSSW。文学派・革新派で、美しいボサからアヴァンギャルドなロックまでこなす。英国などのロック界隈でも評価が高い人です。


6位:レイラ・ピニェイロ 「ボサノヴァにあふれる想い」
Leira Pinheiro-Isso e Bossa Nova
(BosaNova 1994)
ジェット機のサンバ:https://youtu.be/2ylFuyE-FHg
古いボサノヴァ曲を、若手シンガーがカバーしてみた作品。根はジャズ系シンガーらしく、ウィスパーでなくてはきはき歌う姿に好感。古典ボサの古さに閉口している人にオススメ。


7位:マリア・クレウーザ「真夜中のマリア」
Maria Creuza-Meia Noite
(Cansao BosaNova 1977)
■オンジ・アンダ・ヴォセ:https://youtu.be/Hg-N21RlCQA
こちらはお色気系(?)シンガー。しっとりとした音楽世界を聞きたい人にはうってつけです。


8位:ジョルジ・ベン「アフリカ・ブラジル」
Jorge Ben-Africa Brazil
(MPB 1976)
■アフリカのストライカー:https://youtu.be/lp9uZKy6H7Y
この人もブラジルを代表する最ヴェテランSSW。豪快で男らしいがややトボけた味もあります。代表曲は世界的スタンダードの「マシュ・ケ・ナダ」。「タジ・マハール」は、ロッド・スチュワートが思わずパクってしまった程のポップさ。


9位:ミルトン・ナシメント「歩哨」
Milton Nascimento-Sentinela
(MPB 1980)
■表題曲:https://youtu.be/EXsRbG43ZD8
「ブラジルの声」と評されるベテランSSW。現代ジャズ寄りのやや難しめの音楽ですが深いものです。


10位:ジルベルト・ジル「レファベーラ」
Gilberto Gil-Refavela
(MPB 1977)
■今、この場所:https://youtu.be/cC1ntip1f_U
カエターノと共にブラジルを代表する最ヴェテランSSW。こちらは陽気でおおらかなキャラが目立つ。ちょっと素っ頓狂なリズム志向の音楽が面白い。


11位;ジョアン・ボスコ「ガガビロ」
João Bosco-Gagabiro
(MPB 1984
■紙人形:https://youtu.be/Z-GSaxGADEc
男性的な声と抜群のリズム感のギターのSSW。アフリカの呪術的な味わいもあります。


12位:エポカ・ジ・オーロ「フェイジョン・コン・アホィス」
Conjento Epoca de Ouro-Feijao Com Arroz
(Choro 2002)
■ラメント(嘆き):https://youtu.be/1phYXjIoDzI
インスト弦楽器アンサンブルのショーロという音楽の代表グループ。自身の代表曲スタンダードを再録音したベスト盤。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」

映画「ボヘミアン・ラプソディ」DVD購入しました。



 

私的には、ちょっとこの作品にはマイナスな先入感を持ってしまいました。トレーラー映像を見て「フレディ似てねーじゃん!なんだこの貧相な奴は!」と思ってしまったり、記録的な大ヒットになったことで、逆に警戒して身構えてしまったり。エイズで早世した悲劇のロックヒーロー的な扱いなら嫌だなあと思っていました。まあそうはなってなかったので、その点はホッとしましたけど。
 

鑑賞後の感想は……う〜〜ん基本的にはいい映画だと思います。クイーンのメンバー達が試行錯誤しながら曲作りをしていく様子や、クライマックスに設定されている「ライブ・エイド」での映像は、迫力があって本当に素晴らしい。移民の子という境遇に悩み、父親にも反抗し、自己のゲイという性的指向に悩み、恋人との決別、ショービジネスのお金の罠、バンドメンバーとの軋轢など、いろいろな試練を乗り越えてそこのライブに向かっていく。決して超人ではない人間フレディが、実に愛おしく描かれています。
 

しかし、フレディが抱えていた心の闇の部分、その原因が、曖昧なまま終わってしまったのではないか。たとえば彼は、ペルシャ系インド人として、いじめを受けていた事実はなかったのか? 父親が8歳のフレディを寄宿学校に入れたというが、そのことに寂しさや愛情飢餓感をいだいてはいなかったのか? このへんの幼少期の描写が足りなくて、どうもフレディの心の奥にいまいち入り込めなかったです私は。
 

後はやっぱり、主役の俳優さんがどうしてもフレディに見えないこと。これは私が世代的に、本物クイーンを事あるごとに見聞きしてきた、洋楽ロックファンの「偏見」の部分でしょうね。映画の良し悪しとは関係ない部分ですが、最後まで払拭できませんでした。
 

でも繰り返しますが、映画作品としての迫力は素晴らしい。最後に向かってぐぐぐ〜〜〜っと感激が押し寄せてきます。

フィロソフィーのダンス「エクセルシオール」

フィロソフィーのダンス」のことは、度々書いています。変わった名前の、黒人音楽ソウル/R&B/ファンクミュージックを標榜するアイドルグループです。


フィロソフィーのダンスエクセルシオール
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07NQTMJHX/
今回新譜がとても素晴らしい。私は大枚叩いてライブ盤付き2枚組にしてしまいました。(++;)

 
アルバムの評価は良いに決まってる。メンバーの歌唱力・表現力の向上著しく、それが作曲アレンジ面でも「余裕」に繋がっている。


ソウル系音楽を日本語女性ヴォーカルで、ポップさも加味して作るのは極めて難しいと思う。かつてこれほど、歌謡性も犠牲にせずに成し遂げたグループはいないのではないか?もちろん昔から、吉田美奈子とか、あとICEなんてバンドもあった(https://youtu.be/Q6ohln9GBCs)皆良かったんだけど、日本のお茶の間に浸透はできなかったし、その可能性すら薄かった。


フィロノスなら、それができると思う。できるような音楽を作っていると思う。

フィギュアスケート世界選手権女子

ザギトワ圧巻演技で初の世界選手権V 紀平4位、日本勢は表彰台ならず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00000210-spnannex-spo
■紀平、ついに国際大会連勝ストップ 世界女王に届かず
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00000087-asahi-spo


フィギュアスケート世界選手権女子、1位ザギトワ、2位ツルシンバエヴァ(カザフ)3位メドヴェーデヴァ、です。日本勢メダルなし!4位紀平、5位坂本、6位宮原です。ひえええなんて順位!(^^;)

 
日本勢3姫とも本当にいい演技でした。惜しかったの坂本選手。振り付けと選曲の良さ、プログラムの表現性は1番よかったと思います。宮原選手も丁寧で文句のつけようがない。紀平選手は……やっぱショートの失敗がすべてでしたかね。

 
3位メドベーデヴァ。シーズン序盤の不調からよくここまで戻しました。自分はザギトワよりもメドちゃんの方が好きですね。演技過剰な所もあるけど、漫画ヲタだから物語への感受性が強く、それが表現に出るのだと思います。対してザギトワは、バレエでつちかった所作の美しさの上に、高い技術難度のプログラムが来る。しかも現行ルールを研究しつくして。ここが強い所。


2位のツルシンバエヴァ。なんと4回転成功です!!(@@;)とうとうこの日がきたという感じですね。ただだからと言って今の男子みたいに「4回転必須時代」になるのかは疑問ですけど。でも画期的な瞬間でした。
 

日本勢メダルなしは時の運ですが、連盟とコーチ陣に、加点減点重視の現行ルールの研究が、やや足りない部分もあったのでは?とも思いました。

定年間際の中高年の危機

■56歳男が全裸で路上を歩き逮捕「修行のため」という供述に「仕方ない」との声も


https://news.nifty.com/article/item/neta/12189-20162027051/


(大笑)いやー何宗教の修行なんだろう。苦し紛れの言い訳としてもあまりに馬鹿すぎて笑っちゃう。でもね…


還暦間際・定年間際のいい歳こいた男の変態行動。これはね、メンタルヘルスの観点からだと、誰にでも起こり得る、結構深刻な問題になってくるんですよ。


この行動心理は私見だけど、衰えていく(雄としての、あるいは仕事人間としての)自分を認めたくない、老いさらばえていく自分に対して「こんなはずはない」って言う無意識に、支配されて起こるんじゃないかと思う。立場ある50代の人が突如電車で痴漢したりってのも同じ無意識の仕業かな。だから皆「なぜ俺はあんなことを……」って思ってしまうでしょう。意識がないんだと思う。


そう考えていくと、初老男性の誰しもに起こり得る可能性もある。よほど自分の性欲や暴力衝動などの「黒い部分」を意識し、老いについてもしっかり認識していないと、俺なんかも起こす危険があるなあと思っています。ただのバカな変態、では絶対片付けられない問題も含むと。